結婚生活では相手を好きでいることは重要だが、お金がなければ生活の維持は難しい。経済的にギリギリでは住む場所や着るものの選択肢が限られ、趣味に充てられるお金にも限度がある。不自由な日々が続けば、夫婦関係もギスギスしてしまう可能性が高い。
相談者は「スペックで選ぶなんて……」と書いているが、共同生活をする者として、パートナー候補の職業や稼ぐ力を見るのは必要だ。スレッドでは、
「やっといい人って無職でしょ?社会人として一番大切な事は、毎日働いてくれるのか?ですよ」
「スペックは大事です。それを重視することを悪いこととは思いません」
など、相談者が男性の現状に不安を抱くのは無理もないと共感する人が多い。
それに無職であれば、相手自身も将来に不安を感じ、恋愛をする心のゆとりは持ちにくいはず。就活はしているというがどのくらい本気で臨んでいるのかわからない中でマッチングアプリを利用する男性の姿勢に違和感を抱く人もいた。中には、
「無職の状態で婚活してる男なんてまともな思考力持ってるとは思えない」
「無職で彼女探そうとか将来考えてないでしょ。向こうはあわよくば養ってくれるハイスペ女子に出会えたらなぁーくらいじゃないですか」
といった辛口コメントも寄せられている。
「淋しさを埋めたいがために男性に対して見境がなくなっているように感じました」
相談者は年齢的な焦りもあって”結婚”を意識しているため、「好印象だった」と無職の男性との関係を発展させようと悩んでいる。相談文を読む人からすれば、相談者の姿を危なっかしく感じる人が多いようだ。
「主さんが今結婚に対して冷静に考えられない状態になってるよ。それとも主さんの結婚観は主さんが働いて無職の男を養ってあげることなの?」
「一度婚活をお休みされたらいかがですか?元彼の嫌な思い出は辛かったでしょうし早く忘れたいのはよく分かりますが、その淋しさを埋めたいがために男性に対して見境がなくなっているように感じました」
このように、マッチングアプリの利用と候補男性との連絡を止め、冷静になる時間が必要だとアドバイスする人も相次いだ。
もちろん、結婚後に合わないと感じる部分が出てくることもあるかもしれないし、一緒にいるのが辛いなら離婚をすればいい。しかし離婚には精神的な負荷がかかるので、婚前にそのリスクを感じるなら、結婚しないに越したことがない。
数々の意見や助言を読んだ相談者は、「このままじゃ幸せになれないなと思うので連絡を断ちます。いい人に出会えるように頑張ります」とコメント。新たな出会いに向けて動き出すようだ。
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