
結婚1周年で30万円……?
結婚記念日は、普段伝えることができないパートナーへの感謝を伝えられる絶好の機会だ。ただ、それをチャンスと捉えたパートナーから、高額なプレゼントをねだられて困っている人もいる。11月上旬に「お悩み解決掲示板」では、結婚記念日にまつわる悩みが寄せられた。
結婚1周年を迎える投稿者は、妻から結婚記念日のプレゼントとして30万円近いブランド品をお願いされたという。自身は物欲もなく、その額が1か月分の給与に超えるうえ、生活必需品でもない物に数十万円も出すことに困惑しているようだ。(文:石川祐介)
「1年目からそんなことしたら2年目も金額そのくらいになるし10年ならもっとだろうね」
結婚1周年でのプレゼントにしては高額すぎるというツッコミが相次いだ。
「1年目なら無理と突っぱねる。高給取りならまだわかるけど1年目からそんなことしたら2年目も金額そのくらいになるし10年ならもっとだろうね」
「30万なんてありえん!1年でしょ。奥さんの金銭感覚疑うわ。3万でもいいくらいよ。私は結婚20年になるけど、食事で満足」
妻も投稿者の収入を知っているはずだから、結婚1周年くらいで給与を上回るのはさすがにやりすぎなように思える。「10年とか25年とか、区切りになる記念日なら、それくらい奮発してもいいのかなと思います」という指摘があるように、数十万円のプレゼントは10周年、20周年を迎えて初めてお願いするレベルだろう。
「結婚記念日は二人の記念だから主さんが同額のプレゼントをねだっても問題はないと思う」
「主さんも『俺にはローレックスか何か買ってくれるの?』って言ってみたら?結婚記念日は二人でちょっといいお店で食事してお祝いする程度でいいでしょ」
投稿者もプレゼントをねだってみて、その時の妻のリアクションを見てみると良さそうだ。「単にブランド物が欲しいのを結婚記念日にかこつけてるのか、純粋に二人の日々の記念を記したいのか、どっちだろうか?」と妻に猜疑心を抱く人もおり、一度30万円程度のプレゼントをねだってみてほしい。
「一度許すと『5年目だよ』『10年目だよ』と値上がりしていきませんか?」
投稿者は選択を誤ってしまうと、毎年の結婚記念日が憂鬱になるかもしれない。
「私は女だけど、二人の記念日に自分だけプレゼントをもらえると思うのは違うと思う。二人で祝う日だから。一度許すと『5年目だよ』『10年目だよ』と値上がりしていきませんか?最初が肝心だと思いますよ」
今回ブランド品を買ってしまうと、結婚記念日が妻に対するプレゼントデーになりかねない。正直、結婚1年目でお願いするプレゼントの額としては適切ではなく、投稿者を都合の良い財布と考えているか、金銭感覚が合っていないように思える。
「離婚届けの紙をプレゼントする」とブラックジョークのようなプレゼントを提案する人もいた。妻に真意を聞いてみると、本当に離婚届をプレゼントすることになるかもしれない。