不倫の当事者にとって、その関係は楽しいものかもしれないが、裏側には深く傷つき苦しんでいる人たちがいる。キャリコネニュースにも、不倫された経験を持つ読者からさまざまなエピソードが寄せられている。
「女との生々しいメールや朝帰り。夫は美容に気を遣い始め、モラハラや罵りがひどくなった」(30代女性)
「会社の部下と不倫していた。下の子がまだ1歳の頃。日々ワンオペ育児の状況だった」(30代女性)
今回は、不倫によって傷つけられた人たちのさまざまな声を紹介する。(文:コティマム)
夫が30歳年下と不倫していた……「頭の中が真っ白。きっと一生許せない」
読者投稿には「夫がかなり年下の女性と不倫した」という声が目立つ。長年連れ添った夫が若い女性と関係を持てば、これまでの夫婦関係がすべてぶち壊された気持ちになるだろう。
50代女性の夫は、30歳も年下の女性と浮気していたという。
「頭が真っ白になりました。限りなくクロなのに絶対に不倫を認めない夫に、腹が立ちました。今は別れたようですが『また連絡を取るんじゃないか?』『別の女性と浮気するんじゃないか?』と考える毎日。きっと一生許せない気がします」
信じていた夫の裏切り。これから先も夫を疑いながら生きていくのはつらいだろう。そもそも裏切った相手と老後を過ごせるのか。今後も女性の葛藤は続いていく。
別の50代の女性の夫は、結婚前から浮気癖があった。夫は結婚30年目の節目にも単身赴任先で部下と不倫。相手は22歳も年下の女性だった。
「『私と相手のどちらをとるか』と聞いたら『五分五分だ』と言われました。私は単身赴任の夫と、医者を目指して大学で勉強する長男、大学進学を控えた次男のため、家計のために必死でパートをしながら過ごしていたのに。家族のために頑張り、夫に尽くしてきただけの人生がばからしくなりました」
家族に尽くしてきた自分と若い不倫相手を比べ「五分五分」と言われては、屈辱的だっただろう。
「結婚から30年で8人目の浮気でした。私は鬱になり治療しました。あれから8年経った今でも夫のことは許していませんが、離婚はしていません。夫の惨めな老後をこの目で確認するのが、私の人生の目標です」
新婚で夫が浮気「身を引きます。離婚届に記入して」と言ったら号泣し始め……
遠距離恋愛を経て結婚した30代女性。まだ結婚して半年の頃、夫の不倫疑惑が持ち上がった。女性は「夫の行動と言動が怪しかったのでカマをかけたら『遊びたい女の子がいる』と言われました」と当時を振り返る。相手の女性は職場の後輩で19歳。もちろん夫が既婚者と知っていた。
「夫は『手を繋ぐ以上はない』と言いましたが、嘘をつく仕草を見せたのでそれ以上の関係を持っていると思います。『彼女のことが好きだ』と言われ、怒りを通り越して呆れました」
たまりかねて夫の留守中に書き置きを残し、離婚届を取りに行った女性。しばらくすると書き置きを読んだ夫が、取り乱した状態で電話をかけてきたという。
「『愛する彼女と一緒になれるよう身を引きます。離婚届を持って帰るので記入して下さい。夫婦を解消しましょう』と伝えました。旦那が号泣したため一旦帰宅し、話し合いをすることに」
話し合いの結果、夫は「相手の女性には二度と会わない」と誓い職場を退職。離婚には至らなかったものの「食事もまともに摂れず痩せ続ける私に、夫は頭が上がらないみたいです」と、夫婦関係の修復には長い時間がかかりそうだ。
※キャリコネニュースでは引き続き「不倫したこと・されたことはありますか?」や「職場の忘年会ありますか?」に関するアンケートを募集しています。
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