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どうすればいい?
学生時代に恋愛を経験していないと、歪んだ恋愛観を抱いてしまいかねない。その結果、ますます恋愛するチャンスから遠ざかってしまうこともある。お悩み解決掲示板では3月中旬、恋愛に悩む男性からの相談が寄せられた。
“低スペック”を自称する投稿者は今年から社会人になったものの、学生時代と同じように「運動神経ってある程度歳がいっても重要ですよね」と述べる。その上で、「スノボが少し滑れてもボーリング下手だとダメ、ボーリングうまくても歌が下手だとダメそんな印象があります」と絶望している。
また、太っていた時に女性から「生理的に無理」と言われたトラウマにより、女性と接することさえままならないようで、
「スペック低く生まれて人生辛い…男の恋愛って減点方式で見られがちじゃないですか。必然的に欠点の少ない勝ち組系陽キャが恋愛できるようになる」
「あーあ、恋愛してみたかったぁ。自信持てない…スノボ行けば転んで笑われるしバッティングいけば一球も当たらないし温泉卓球全敗だし…」
と拗ねている。(文:石川祐介)
「女性とちゃんと言葉のキャッチボールができれば付き合えますよ」
若いにも関わらず絶望している様子だが、コメント欄では反論が相次いだ。
「主は自分のコンプレックスで頭いっぱいで『相手のために何が出来るか?』ってとこまで頭まわっていないからモテないだけだと思う」
「スペックというより性格がネックになりそうですね」
どれだけ運動ができても、どれだけイケメンでも、ひねくれた性格だと接しづらいだろう。中には、「低スペックが原因って言うより主さんと一緒にいても楽しくなさそう」と辛辣なコメントをぶつける人もおり、文章だけでも”非モテ感”がにじみ出てしまっている。
「運動はあまり関係ないですよ。小学生じゃないんだから。女性とちゃんと言葉のキャッチボールができれば付き合えますよ」
そもそも社会人になっても運動神経と好感度を結びつけるのは安直である。運動神経が良い人だけでなく、自信が持てることがひとつでもあったり、卑屈にならなかったりするだけでも人として魅力的だと思われるのではないだろうか。
「そういう男を選ばない女性も世の中にはいるよ」
投稿者を励ます人もいる。
「モテる子はボーリング下手でも、俺マジでボーリングのセンスなさすぎて笑えるってネタにしちゃったり、そこ補えるセンスがいっぱいあるんです」
欠点を笑いに変えられるユーモアや明るさがあれば、相手だって接し方に困らないのではないか。せっかく自虐するのであればネタに変えるだけでも周囲の印象も変わってくるかもしれない。
また、「陽キャで高スペで人間性も最高!な男は確かにモテるけど、そういう男を選ばない女性も世の中にはいるよ」と様々な女性がいるため、”女性は減点方式だ!”と凝り固まった考えをほぐしてみてはどうだろう。
「とにかくいい相手に出会えるかどうかは運なので、まずは出会いの機会を増やすことと、それと同時に自分磨きをしながら頑張ってみてください」
自分の恋愛観を見直し、ルックスなどの改善を図りつつ出会いの回数を増やせば、投稿者に興味を持ってくれる女性に出会えるはずだ。自分で勝手に恋愛のハードルを上げてしまうのはもったいない。できることからコツコツ挑戦してほしい。