「特に父親が人格的に問題のある人でした」 あえて結婚しない、と思うようになるまで | キャリコネニュース - Page 2
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「特に父親が人格的に問題のある人でした」 あえて結婚しない、と思うようになるまで

結婚に後ろ向きな理由を、男性は次のように打ち明ける。

「体調(が不調)等の理由で確かな仕事に就かず、収入が不安定である。自分ひとりの生活でもかなり厳しい上に、妻や子どものことまで考えるのは難しい。共働きだったとしても、家計が苦しくなるであろうことは容易に想像できる」

男性の体調不良には理由があった。育ってきた環境が影響しているという。

「親同士が殴り合う、自分が暴力を振るわれるなどの目に見えやすい問題はほとんどなかったが、家庭の空気は常に張り詰めていて、自分が必死に和ませることに努めていた。両親共に虐待を受けて育っていたから、仕方がないことだったとは思う」

「特に父親が人格的に問題がある人物であったから、自分が『父親』『夫』として手本になるような人を身近に知らないまま育ってしまって、今さら取り返しがつきそうにない」

こうした環境により、男性は高校、大学時代と「対人恐怖・抑鬱・思考能力の著しい低下」状態に。さらに「原因不明の慢性じんましん等にさいなまれ、立ち直れないまま」だという。

「週5日、8時間働くなどまず無理」

男性は体調不良から、「心身が『壊れ』てしまうと、まともに雇ってもらえるようなところはあまり多くないだろう。週5日、8時間などまず無理である。2か月ももたないだろう」と就職も難しい状態だという。

「自分は、学歴や実家の財産、年齢などの表面的な部分では結婚に充分なものがあると思う。しかし、上記の理由から『家庭』自体にいい思いをした経験がなく、経済的にそれを維持するのも難しいであろうことから、有形無形の迷惑を自分以外にまで広げないために結婚はしない」

結婚や家庭に希望を持てない男性。「自分が家庭を持てば、きっと子どもや妻まで『業』に巻き込んでしまうだろう。迷惑をかけたくない」と、あえて結婚しない理由を綴っている。

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