女性は「前々から結婚に関してさほど興味はなかった。結婚することで妊娠・出産・育児で仕事に制限がかかるのも嫌だったし、(結婚に)向いてないとも思ってた」と語る。さらに結婚の意欲がなくなったのは、以前交際していた彼氏の影響も大きかったという。
「彼から、『俺より稼ぐとか嫌がらせ?』『看護師とか汚い仕事よくできるよな?そりゃお金稼げるよな』など意味のわからない事を言われた。嫌がらせ?私が懸命に働き得たものを貴方にどうこう言われたくない。汚い?じゃあ貴方は今後一切、病院の世話にはならないんですね。へぇー。そうですか」
女性は「私は私で今のキャリアを積んできた」と看護師の仕事に対する誇りを語る。
「私の世代でも(彼のような)こういう考え方があるんだ。じゃあ上の世代ではもっとだなと思い、お会いした彼のご両親も同じような考え方をされていて、私だけでなく私の両親まで見下してきたので、これは無理と。『私の人生に貴方のような方は必要ない』とお別れした」
「無理して誰かと一緒にいれば、ストレスフルな生活になるのは目に見えてる」
考え方の合わない彼氏と別れてから、女性の「結婚しない」気持ちは更に強くなったようだ。
「その後、乳がんに罹患したことで(結婚願望は)微塵もなくなった。新しくお付き合いを始めることも億劫ですし、躊躇があります。(相手が)子どもを希望されてる方だとなおのこと。初っ端からそんなこと聞けませんしね」
女性は「無理して誰かと一緒にいれば、この先仕事や子ども、プラスして病気の事でストレスフルな生活になるのは目に見えてる。そんな生活をするより、自分1人でストレスフリーで過ごしたい。だから結婚はしない」と綴っている。