35歳で婚活成功した女性の回想 結婚相談所で「2歳年下、国立大卒で年収500万円ちょっと」の男性を見つけて… | キャリコネニュース
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35歳で婚活成功した女性の回想 結婚相談所で「2歳年下、国立大卒で年収500万円ちょっと」の男性を見つけて…

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結婚相談所に入会したからといって婚活に成功するとは限らない。しかし、30歳を過ぎて結婚相談所に入会し、条件の合う理想の結婚相手と結ばれたという人もいる。「今から20年ほど前、35歳のときに33歳の夫と結婚しました」という女性に、編集部では取材を申し込み詳しく話を聞いた。

「正社員で働いていた会社をリストラされ、派遣社員になって先行き不安を感じていた30代アラサーのころでした。2~3年付き合っていた彼氏は国立大学の法科卒、身長170センチ弱、年収500万弱とそこだけ見れば条件は悪くなかったんですが、一人っ子で実家は高校から奨学金を受けてるような経済状況で。結婚するにはちょっと条件が……と思い、大手の結婚相談所に入会しました」

こう入会動機を語る女性。婚活における自身のこだわりや、経験談を語ってくれた。

「500万円くらいなら現実的な高収入かなと思っていました」

「入会金は確か当時10万円くらい、月会費は確か1万円くらいで、早く見つかればいいけど長くかかると結構金額も行くな~と思いながら活動していました」

「そこそこ希望条件を高く設定」したため、お見合いできる数も限られた。もったいないかなと思いながらも2年くらいの活動期間中、お見合いは数人としかできなかったという。「高い希望条件」とは、どんなものだったのだろうか。

「私は学歴と多少収入は妥協せず、見た目は二の次三の次でした。学歴の条件は、私が短大卒なので私以上、というところで大卒以上です。理由としては友人のほとんどが大卒の人と結婚していることや、友人の大卒の旦那さんと同じ会社の高卒の方と少し付き合ったとき、給料、ボーナスの金額がかなり違ったことなどが理由の一つです」

「収入は、2001年ごろの話ですから30代くらいの大卒サラリーマンなら、500万円くらいなら現実的な高収入かなと思っていました」

決して高すぎる理想というわけではなかったが、お見合いの数は少なかった。しかし女性は出会いのチャンスを逃さなかった。

夫との出会いから結婚まで「ソッコー申し込みをして私主導でお見合いしました」

「なかなかいないな~」と思っていたところ、今の夫を紹介されたという。

「ソッコーで申し込みをして私主導でお見合いしました。夫は2歳年下、国立大学工学部大学院卒、大手企業のグループ会社勤務で当時の年収500万ちょっと。身長170センチ。長男ではあるものの妹がいる2人兄妹、実家はサラリーマン家庭で私の家より資産家でした」

まさに女性が望んだ相手だった。初デートは中間地点で待ち合わせ、ランチをした。

「第一印象はそれほど良くはなかったです。目つきがきつい感じで、口数が少なくて……でも、真面目そうな感じだったのでまあ断られなければまた会おう、という感じでした」

そのまま順調にお付き合いかと思いきや、「2~3度デートしたところで彼に転勤の辞令がでて『転勤になりバタバタするので落ち着いたら連絡します』と連絡が来た」という。「転勤は断りの口実かと思いました」と振り返ったが、

「少しして『やっと落ち着いたので』と連絡が来て、それからはどんどん話が進み2001年のクリスマスにプロポーズされまして。初デートから10か月ほどで結婚しました」

と、めでたくゴールインとなった。ちなみに、条件以外での結婚しようと思った決め手は「前に付き合っていた人は地元の消防団や仕事優先のところがあったのですが、夫は私を優先してくれるところ」と語っている。元彼とはいつ別れたのだろうか。

「夫と結婚が決まったところでこちらから……。もともと転職して仕事が忙しくて~とほとんど会わず、2001年の年末には事実上交際は終わっていました。アパートの合い鍵を郵送しそこに手紙を入れました」

元彼からはメールで「こちらそこありがとうございました」と返事が届き、円満に関係を終わらせた。

婚活成功のポイントは?「絶対譲れない条件は妥協せずそれ以外は妥協すること」

みごと幸せをつかんだ女性に、「婚活成功のポイント」を聞くと、

「絶対譲れない条件は妥協せずそれ以外は妥協すること、でしょうか?」

という答えが返って来た。女性は前述の通り「学歴と収入は妥協せず、外見は二の次三の次」と語り、

「中学~高校のころから割と三高狙いのところがあってお稽古事なども結構やってました。お茶にお花に着付けに英会話、三高男性好みの女性になれるよう女子力を上げる努力はしていたと思います」

とも打ち明けた。10代の頃から将来の結婚相手を見据えた努力をしてきたというのだ。加えて結婚相談所を味方につけた。最終的に、結婚相談所にかかった金額はトータルでいくらだったのか。

「確か入会金が10万円くらいで月の会費が1万円くらいだったと思います。時々休会したりしながら活動していたので会費だけでトータル30万円くらいとして合計40万円くらいはかかったと思います」

結果的に費用は無駄になっていない。現在も夫婦の仲は円満のようで

「21年経ちますが今もそれなりに仲良く暮らしてます。 残念ながら子宝には恵まれませんでしたが我が家には“かすがい”は必要ないということで」

と幸せを語った。

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