岡本夏生が北斗・健介の夫婦愛に感銘 「どんなに金があっても、それじゃないって見せつけられた!」 | キャリコネニュース
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岡本夏生が北斗・健介の夫婦愛に感銘 「どんなに金があっても、それじゃないって見せつけられた!」

若い頃には煩わしさしか感じないけど

若い頃には煩わしさしか感じないけど

10月13日の「5時に夢中!」(TOKYO MX)に、乳がんで休養中の火曜コメンテーター・北斗晶に代わって夫の佐々木健介が出演した。この日の健介は妻・北斗について語り、始終ノロけまくっていた。

交際当初のデートの思い出や北斗のツンデレ魅力について「かわいいんですよ」と語るなど、別に北斗のことを聞いているわけでもない場面でも妻への愛を語る健介。しまいには「またその話ですか!?」と司会のふかわりょうに呆れられ、「だって好きなんだもん」と照れ笑っていた。

そんな健介の隣で、感激していたのは岡本夏生である。リアルタイムでテレビを見ているという北斗に向かって「アキラホクト! いい亭主もらったぞオマエ!」と叫んだ。

「これがやっぱね、本当の幸せだね! どんなに金があっても、それじゃないって見せつけられて悲しい!」

南の島の高級リゾートよりも「飼い猫との生活が100倍楽しかった」

そんな岡本は、最近プライベートで一人旅した宮古島で思うことがあったという。一泊7万6000円の高級リゾートに5泊し、南の島を満喫した岡本。それは「一糸まとわぬ完全な裸体で泳ぎたい」という願望を叶える贅沢な夢の時間だった。

しかし深夜にひとり、裸になって部屋付きのプールに身を沈めていると、何とも言えぬ気持ちが襲ってきた。それは、ひとりで贅沢な時間を過ごすこの瞬間より、亡くなった飼い猫と一緒に過ごした11年間の生活の方が100倍楽しかったということだった。切ない。

「お金をかけて幸せを買いにいったつもりだったけど、これじゃないんじゃないかと……。私の人生、見直さなきゃいけないんじゃないかと実感した」

岡本はおそらく誰にも邪魔されない自由の素晴らしさを知っている。しかしそれは孤独もセットになって付いてくるということを、誰よりも感じている。

つい先日も、子どもを産まなかったことへの後悔を「一生の不覚」と語っていた彼女。ひとりで悠々自適に生きる強いオンナというイメージがあるが、孤独の波に飲まれていないか心配だ。50歳にして見事としか言いようがない完璧な体型を維持するモチベーションも、実は「孤独」から生まれているのかもしれない。

煩わしかった関係が、いつか自分の支えになってくれる

ペットを含め配偶者や子どもなど自分と関係をつなぐ存在は、時に煩わしいものだ。手がかかる、自由がなくなる、時にストレスになる。しかし、その関係は決して自分を孤独にさせない。

病に冒された時も、北斗を想う健介や子どもたちのように、一番の支えになってくれる。そういう意味では、病気になっても北斗はものすごく幸せだ。

岡本夏生の優しさと強さ。それは自分の経験を通して「こうすればよかった」と体感したことを、何の躊躇もなく人に伝えられることではないか。たとえば子ども。年齢的に自分はもう得られないものであっても、他の人には得て欲しいと思える優しさ。

「自分と同じ後悔をして欲しくない」と他人に思える人は、実はそんなに多くない。プライドや嫉妬心、保身が邪魔をし、人の幸せを素直に願えない人だっている。そんな中、「子どもは持てるうちに持て」「結婚はした方がいい」「猫と過ごした時間の方が幸せだった」と言い切れる岡本夏生は純粋な人だ。

「老後はずっと旅をしていろんな景色を見て生きたい」という岡本。「もし私が結婚するとすれば、残りの人生をキャンピングカーで一緒に世界中回れるような男と結婚したい」と以前話していたが、マジで熟年婚して、その経験から生まれ出た純粋な言葉を、いつか聞いてみたいと思う。(文:みゆくらけん)

あわせてよみたい:岡本夏生「2億年前から先祖がバトンをつないでくれたのに…」

 

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