ラブホでの苦い思い出は、いつまでも記憶に残っているのだろう。鹿児島県の40代男性は、仕事終わりに当時の彼女と直行した市街地のホテルでのこと。くつろごうと思い、ソファに座ってテレビの電源を入れようとするも、入らなかったのだ。「電池切れかな」と思いフロントに電話。すると「初老の従業員」が来たが、これが混乱の始まりだった。(文:長田コウ)
「あれこれしてたが直らず。別にもういいと思って対応をやめてもらおうと言いかけましたが、それより早くその従業員は『ちょっと確認しますね』と室内の電話で『わかんないからちょっときてくれる』とか言いやがった」
狭い部屋に4人も……恥ずかしそうに俯いた彼女
呼び出された女性従業員と、「リモコンや大画面テレビの接続を調べだしたり、二人であれこれ話し合ったり」していたそう。彼女と二人きりの空間を楽しみたかった男性は、段々厄介に感じてきたのだろう。
「途中、ちらちらこちらへの視線もあり、私らはひたすらソファに座りっぱなしで、彼女は恥ずかしそうに下向いてるが、彼女の手前『出てけ‼』とも言えず、なんの羞恥プレイだよ、とすごくいたたまれない状況に」
15分経ってようやく直ったという。状況が状況だったこともあり、体感ではもっと長く感じたのだろう。お詫びに利用時間を30分延長してもらったものの、男性の気持ちが晴れることはなかったそう。
「私は精神的苦痛をうけたためか、ダメでした(泣)」
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