クリスマスまで1か月を切るなか、Z世代の恋愛事情はどのようなものなのか。第一スマート少額短期保険は11月20日、「Z世代の恋愛トリガーと損切ラインの実態調査」の結果を発表した。調査は、Z世代(18~27歳)の働く男女1600名を対象に10月に行われた。
恋人の有無を聞いた結果、現在恋人がいる人は36.4%だった。一方、片思いを含め、恋愛経験なしと答えた人は、全体の22.9%であることが明らかになった。(文:長田コウ)
男性の損切りラインは「年収395.4万円」
現在恋人がいない人に向けたアンケート(n=354)で、「クリスマスに向けた恋人探しの動き出し時期」を聞くと、「11月」(30.6%)が最多回答となった。クリスマスを誰かと過ごしたい、と感じる人が多い中、クリスマスプレゼントについて、「この金額を下回ってしまうと相手を見限るライン」を全体に聞くと、平均「1万361円」という回答が集まった。
次に、Z世代が恋したくなるトリガーと恋人づくりまでのプロセスを見ていきたい。「恋愛をしたいと感じるとき」を聞くと、全体の最多回答は「身近な友人に恋人ができたとき」(26.9%)となった。次いで、「身近な友人が結婚したとき」(21.6%)が続いたことから、身近な友人の恋は大きな影響を与えていることが分かる。恋人づくりのためには、身近な友人からの紹介やマッチングアプリへの登録が上位にあがった。
最後に、恋人候補として検討する際の恋の損切りラインを見ていこう。「初対面で恋人候補として見れなくなるNGポイント」を聞くと、全体では「清潔感がない」(45.6%)、「礼儀がない」(41.9%)、「会話が弾まない」(39.1%)が上位となった。
「相手に求める最低限年収ライン」については、男性が相手に求める平均額は「395.4万円」、女性が相手に求める平均額は「470万円」という結果に。だが、「一度相手に好意をもった場合の最低限年収ライン」を聞いたところ、男性回答の平均額は「234.3万円」、女性回答の平均額は「272万円」といずれも大幅に下がった。
出会う前と好意を抱いた後では、男性「161.1万円」、女性「198万円」の差がある。Z世代はまだ若く、年収の伸びしろが大きいから、恋愛において年収をそこまで重視していないのかもしれない。
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