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社内恋愛の本当のところ――会社員の4割が「経験あり」なものの半数は「別れた」

社内恋愛の行く末は?

社内恋愛の行く末は?

ブライダル情報誌などでは職場は「出会いの場」とも言われる。一日の大半を過ごすことになるため、当然といえば当然と思いそうだが、実際に社内恋愛の経験者はどのくらいいるのだろうか。

婚活支援サービスを展開するパートナーエージェントは「社内恋愛の実態」というアンケート調査を実施し、3月28日に結果を発表した。調査には20~49歳で会社員の未婚既婚男女1202人が回答。それによると、男性の39.4%、女性の42.4%が社内恋愛の「経験あり」と答えたという。

女性の6割は社内恋愛を誰にも明かさず「内密にしていた」

では、社内恋愛の結果はどうなったのだろうか。経験者に聞いたところ、「結婚した」(男性30.0%、女性:25.5%)、「婚約中」(女性:2.4%、男性:0.8%)、「交際中」(男性:13.5%、女性12.9%)と順調な様子も伺えたが、もっとも多い回答は、「交際したが、別れた」(男性:47.7%、女性:52.2%)だった。

やはり継続させることはなかなか難しいようだ。中には、「結婚したが、離婚した」(男性:1.7%、女性4.3%)という残念な結果もあった。

また、社内恋愛といえば周りの人に公表するかどうか悩ましいものだが、男性の52.7%、女性の57.6%が誰にも明かさず「内密にしていた」と答えた。その理由としては、

「すぐ噂が広まり面倒なことになる」
「転籍や転勤など立場が不利益になる可能性もある」
「女性が多く、妬みが多い」

とあがっていた。社内恋愛が業務上マイナスに作用してしまうのではという懸念があるようだ。一方、「オープンにしていた」人の割合を見てみると、男性27.0%、女性18.8%と男女差があらわれた。女性は「内密」派が高いが、男性は「オープン」派が若干ではあるが多いようだ。

あわせてよみたい:社内恋愛が多い会社は「働きやすい職場」なのか?

 

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