地元を離れて暮らす女性だが、年に一度は帰省をしていた。「飛行機を使って片道4、5時間」という距離を考えると一回の負担は大きいだろう。しかし友人は、こうした負担をあまり気にかけていないようだった。
「帰省シーズンであるGWとお盆、年末年始の直前に地元の友人から、『地元には帰ってくる?』と必ず連絡が来ます。彼女は地元のフットサルのサークルに入っており、今まで彼女と会う度にいつも誘って来ます」
この事について「友達から誘って貰うのは有難い事」とはしつつも、移動の手間や自身にフットサルの興味がないことから、煩わしい印象が拭えなかった。また「相手に対する配慮が欠けている」として、こんな出来事を明かした。
「空港に降り立った時に彼女から連絡が来て、『〇〇(投稿者の名前)、今どの辺?』私は今空港に着いたと返事をしたら、『私はこれからフットサルに行くよ笑 〇〇もどう?』と唐突に誘われました」
長時間の移動で疲れている状況にはお構いなし。限られた帰省期間で、親戚や他の友人との予定が詰まっていることへの配慮も感じられなかった。フットサルについては、その後も熱心な勧誘が続いたという。女性は当時の心境をこう語る
「友人の結婚式に欠席どころかその連絡すら自分からしない姿勢に、そのうえ自分の好きな習い事の勧誘を何度もする相手に正直複雑でした」
【前編はこちら】結婚式に招待したら返信なし、確認すると「仕事で忙しくて」と欠席した友人と絶縁
「距離を置きたい」と伝えると激怒「なんで!?」
一方で、女性は「良かったら私が住んでる所に遊びに来て」と誘ったこともあるという。誘いを聞いた彼女は「最初乗り気だった」ものの、結局来てくれることはなかった。
女性は、シングルマザーの友人が飛行機で旅行に来ることの難しさも理解していた。しかし、結婚式の件や一方的なお誘いなど、積もりに積もった不満が二人の仲を修復不可能にしていたようだ。「嫌気が差した私は、縁を切る事に決めました」と書いている。
友人からのLINEに「暫く距離を置きたい」と伝えたところ、友人は激しい反応を見せた。
「友人に、『なんで!?』と激怒されました。今までの彼女の行動を話したら、『結婚式の返事しなかっただけでそんなに気にする!?』『フットサルの誘いはただ軽い気持ちで誘っただけだよ!』と、非難に近い反抗の返事でした」
反省するどころか逆ギレする始末で、女性も呆れたことだろう。こうして二人の関係は幕を閉じることになった。10年来の思い出も遠い過去のものとなったのか、女性は現在の心境をこう記している。
「今は縁を切ったおかげで胸が軽く、ずっと抱えていた悩みが消えて安心な生活を送っています」
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