「私、まだ女だったんだ…」若い男性トレーナーの「旦那さん、羨ましいですね」で骨抜きにされた50代既婚女性の結末 | キャリコネニュース
おかげさまで11周年 メルマガ読者数
65万人以上!

「私、まだ女だったんだ…」若い男性トレーナーの「旦那さん、羨ましいですね」で骨抜きにされた50代既婚女性の結末

画像はイメージ

「旦那さん、羨ましいですね」――。若い男性の一言が、20年連れ添った夫のいる既婚女性の心に火をつけた。投稿を寄せた50代女性は、「好きだった。とにかく、好きだった」と振り返る。

「結婚して二十年。子育てと仕事の両立に追われ、気づけば夫との関係は『家族』になっていた。男とか女とか、そんなものはとうの昔に忘れて、私はただ母であり、妻であり、働く女だった」

自分の体を労わらず、生活に追われた女性は難病にかかってしまう。「身体は悲鳴をあげていた」と気づいた女性は、健康のためパーソナルジムに通い始めた。そこで女性は“娘と変わらないくらいの若い男の子”であるトレーナーに恋心を抱いてしまった。(文:西荻西子)

「そんな一言を聞いたとき、胸が痛むほど嬉しかった」

トレーナーについて、女性は「明るくて、褒め上手で、気遣いもできて。運動嫌いの私が、いつの間にかジム通いを楽しみにするようになっていた」と振り返る。

その気持はいつしか本気の恋心に。きっかけは、リップサービスとも取れるトレーナーの一言だった。

「トレーナーから『旦那さん、羨ましいですね』。そんな一言を聞いたとき、胸が痛むほど嬉しかった。異性からそんな言葉をかけられるのは、何十年ぶりだっただろう。私、まだ女だったんだ、って。その実感が、涙が出るほど嬉しかった」

このトレーナーは「ことあるごとに私を褒めてくれた」そうだ。

「『可愛いですね』とか、『綺麗ですよ』とか。それがたまらなく嬉しかった。リップサービスだとわかっていても、そうやって女として扱われることが、こんなに心を満たすなんて、忘れていた。時折、トレーニングのサポートで触れる手が、妙に馴れ馴れしいと感じる時があった。でも嫌じゃなかった。彼も、もしかして……そんな妄想ばかりしていた」

「その瞬間、また私は勘違いした。もしかして、両想いだったんじゃないかって」

しかし、女性は現実に直面する。

「でも彼には、年の近い彼女がいた。知った時、胸の奥がズキリと痛んだ。こんなにも彼のことを考えている自分が、恥ずかしかった」

世の中には年の差恋愛で上手くやっている人も存在するものの、普通はなかなか難しい。しかも女性は既婚者だ。しかし女性は「私は完全に恋をしていた」とハマっていった。

「彼に気づいてほしい気持ちと、気づかれたらいけない気持ちが、日々ぶつかり合った。トレーナーの気があるような素振り。それを『どうせ営業』と打ち消しながらも、心は否定しきれなかった」
「『好きだ』と言えたら、どれだけ楽だっただろう。でも、私は言わなかった。いや、言えなかった。言ってしまえば、すべてが壊れるとわかっていたから。毎日、彼のことばかり考えていた。脳内麻薬だ」

女性がどれほどトレーナーを思い、葛藤していたか、恋愛小説のような言葉で綴っている。しかし、「そんな自分が嫌で、ジムに通うのが苦しくなっていった」と、ジムの退会を決意した。そのことを彼に伝えたときのことを、女性はこう記している。

「彼は一瞬驚いた顔をして、そして――うっすら涙を浮かべた。その瞬間、また私は勘違いした。もしかして、両想いだったんじゃないかって。そう思ってしまった。でも、そんなわけない。彼には彼女がいる。私は妻であり、母であり、彼のただの客だ。それでも、心のどこかでその涙を信じたかった」

「しばらくは彼を思い出しては泣いた」

恋をすると、相手の一挙手一投足に意味があるように感じてしまうものだ。トレーナーが女性のことをどう思っていたかは不明だが、女性にとっては自分を“女”として見てくれている相手だった。投稿はこんな言葉で締めくくられていた。

「しばらくは彼を思い出しては泣いた。会いたくて、でも会わなくて、会えなくて。もう会わないって決めたから」
「でも、不意に思い出す。ふとした時に、彼の声や笑顔が頭に浮かぶ。誰にも言えない、私だけの秘密のまま。消えない想いは、私の中にそっと灯っている。ずっと、ずっと、消えないまま」

一線を越えれば、待っているのは茨の道だ。家族を裏切る不倫という関係は、まさしく地獄と言える。そう考えれば、美しくも切ない思い出として胸に秘めたこの結末こそが、女性にとって最良の選択だったのかもしれない。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. 結婚式に元不倫相手を招待した女性「私の独身最後の晴れ姿見て!」――「悪い女」と自覚も「今の私を作ってくれた」のは彼…【後編】
  2. 【実録マンガ】友人の結婚式、仕事で30分遅れたら「食べるものがなく空腹を抱えて帰ってきました」 それで絶縁した女性
  3. 「釣りに行く」と嘘ついて不倫していた夫 尾行するとラブホテルに車が駐めてあって……【前編】
  4. 【実録マンガ】不倫サーフィン旅行先で夫が急死 「涙一滴も出ないお葬式」をした妻が思うこと
  5. 「この目で確認してやる」不倫夫を黙らせるため、夫の勤め先に就職した妻の執念【後編】
  6. 夫の不倫相手から電話「もしもし、旦那さんから何か聞いていませんか?」 勘のいい妻が発した言葉は……
  7. 「あなたは不倫で終わったけど、私はちゃんと結婚した」 親友の“マウント発言”に激怒し絶縁した女性【衝撃エピソード再配信】
  8. 結婚式で新郎の友人が全員ドタキャン! 「バックレですね。行けないという連絡すらありませんでした」
  9. 不倫サーフィン旅行先で夫が急死 妻「涙1滴も出ないお葬式を子どものためにあげました」
  10. 30代の婚活女性「50過ぎの勘違いおじさんに疑問。その自信はどこから来るのか」という投稿に反響

アーカイブ