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デートのときは男性が奢るべきか、女性もお金を出すべきか――。男女間の「割り勘論争」は、SNSでも頻繁に議論されている。しかし、明らかに不平等な割り勘を強いられたら相手に対して一気に冷めてしまうかもしれない。(文:林加奈)
千葉県の40代女性は今でも忘れられない“割り勘エピソード”があるという。
「当時まだ20代の若い頃、私からアプローチして、ようやくデートに漕ぎ着けた男性の話です」
デートのたびに女性が数百円多く払うことに
女性は「互いにそんなに収入も多くなかったので、私は割り勘は全然問題なかったのですが」と、割り勘でも気にならないタイプだった。ところが
「例えば、飲食の会計が5000円だったとして、割り勘をすると2500円。500円がなかったので3000円を出しました。ですが会計後、私が多く支払った500円は彼の財布にしまわれ返してくれない。実質、割り勘ではなかったです」
男性は、アプローチしてきた女性側が多く払って当然と思ったのだろうか。それとも自分が得したいだけなのか。こうしたことは1回だけではなかったようだ。
「せいぜい数百円の些細な額ですが、毎回となるとなんかモヤモヤしました。せめて、お釣りを返そうとする素振りだけでもしてもらいたかったです」
確かに、1回の金額が小さくても、それが何度も積み重なれば大きな額になる。これがデートのたびにあると気になるだろう。
女性が会計しようとすると「男を立てろ」
女性はそんなモヤモヤを男性に指摘した。すると
「『たかが小銭で』と笑われるし、『小銭がないから少しだけ奢って?』というのも通用せず」
女性は男性に少しでも奢ってもらえないかと試みたが、断られてしまった。「それなら」と思って女性が会計しようとすると「男を立てろ」と責められたという。
女性に多く払ってもらっておきながら、自分が会計することで自分が女性に奢っているように見せたいらしい。こうした男性の態度に女性の恋愛感情は一気に冷めた。
「これは私がケチだからですかね? 結局、数回デートしただけで終わりました」
と、投稿を結んでいた。
女性がケチなのではなく、男性がケチなのは明らかだ。男性との食事代で支払った金額は少なくなかったかもしれないが、関係が発展することなく数回程度のデートで終わったことは不幸中の幸いと言えるだろう。
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