「男は結婚していないと出世に響く?」 23歳独身男性が相談、「今の時代にそぐわない」という声も
レスは意外にも「変わる」と断言する人が多く驚きました。主な理由は、「家族を養わなければならないという責任感によって、勤労意欲に差が生まれる」というもの。中には、結婚を控えた時期に上司にこんな話をされた人も。
「独身は身軽だから、ちょっと辛ければすぐにでも辞められる。結婚すれば転職に際してだいたい奥さんがよく考えろと言ってくれる。子供が生まれれば、奥さんはもっと強く止めてくれる。家でも建ててローンでも組んでくれれば、本人が会社に絶対の忠誠心を示し、出世を望むようになる」
つまり「忠誠心を持った安定労働力が確保できる」というわけで、既婚者である上司は「ようこそこちら側の世界へ」と自嘲気味に笑ったそうです。
こうした考え方は今も一定数あるようです。書き込みには、会社の飲み会で30代彼女なしの社員が「俺結婚なんて絶対しないです。嫁と子供なんか養ってたら自分の時間や金がなくなるし」と豪語し、上司に「あ、お前はそういう人間か」と冷めた顔でバッサリ言われ青くなったという話も。仕事の能力に関係なく、無責任で身勝手な人間とみなされてしまうのかもしれません。
「家庭の固定電話が信用になる、くらい時代錯誤な価値観では」
一方で、これは偏った考え方で、「仕事の能力とは関係が無い、独身者が増える今後はますます関係なくなっていく」と書き込む人も少なくありません。
「今時そんな信用あるんですかね?中にはそう思う人もまだいる、という位では。家庭の固定電話が信用になる、くらい時代錯誤な価値観では」
「独身でも信用される所もあれば、結婚してないと信用されない職業もある。後者の方が少ないから大丈夫。社会的信用度は『独身だから』はもうすでに関係無い時代に入ってます」
ほかにも、「(介護等無ければ)家庭を一切かえりみる必要が無く、幾らでも残業や休日出勤が出来、勉強する時間も自由に取れる独身の方が出世してもおかしくないと思うのですが」と考えを語る人も。
そもそも、家族を背負って家庭を顧みず、バリバリ働いて「仕事が出来る人」と認定された時代は過ぎようとしています。様々な理由で結婚しそびれた・しない、という人はいますし、今後はもっと増えていくことでしょう。書き込みには、「トピ主さんがアラフォーになるころは、状況は変わっているかも。今は一生懸命仕事して信用を築きましょう」とアドバイスする声が複数ありました。