独身者が明かす「結婚しない理由」が意外とドラマチック! 「婚約者の死」「母が存命だから」という人も
40歳を過ぎても独身というと、「本人に問題がありそう」と勘繰られてしまうものだが、「家族がネック」という人は多い。「母が存命だから」と告白した女性は、自称「病弱で短命」の母親がワガママ過ぎて兄嫁が絶え切れず離婚、もう一人の兄は挨拶時点で相手が逃亡、自身は2回破談に追い込まれたという。
「もう長くないなら、母が亡くなったら結婚しようかと思って20代後半から待っていたらなんとアラフォーになりました」
母は70を過ぎたというから、どうにも気の毒な話だ。他にも、彼氏の母に「(低収入~無職の)弟たちのこともよろしくね」と言われドン引きし、入籍しないと固く誓った人も。
「婚約していた彼が、突然 亡くなりました。22年前のことです」
と明かした45歳の女性は、「30分前まで一緒に居ました。まさか、その後、こんなことになるなんて思いもしませんでした。彼以外の人と結婚することは考えられません」と語る。「結婚前提の彼が病死。もうすぐ50才だけど、それ以上の男性が現れませんでした」という人も。愛する人を突然奪われた悲しみはいかばかりだろうか。
中にはこんな告白もある。本当に結婚できない・しない理由は千差万別だ。
「36歳、女性です。それはずばり男性ではなく、女性が好きだからです。日本は好きですけど、時々私でも結婚できる国に住みたい…」
「孤独死上等!」絶対に結婚しないと決めている人たち
一方で、実は寄せられたコメントは「結婚しない」と決めている人の方が多い。とりわけ収入面で苦労していない女性たちは、一様に「結婚に興味が無い」と言う。
「専業主婦になりたいと無邪気に言う人いますけど、私から見たら、リスキーこの上ないと思ってしまいます。自分の生活費を他人が未来永劫出してくれる保障なんて、どこにもないのに…。離婚した場合、ほぼ確実に貧乏一直線なのに…(48歳・独身女)」
「才能を必要とする仕事で何不自由ない収入が得られるようになってしまったため、もはや自分の研鑽のためにしか時間を使いたくないと望むようになってしまいました」
そもそも「嫁に行く」という概念が耐えられない、「家庭を持つと女だけが本当に損」という認識で、「孤独死上等」「終活はできるだけきちんとやる」と肝が据わった人が多いのも特徴だ。
虐待や、「両親が泥沼結婚生活を送っていた」など、育った環境のせいで結婚願望が全くない、嫌悪感すら抱く人も少なくなかった。だからといって、家庭円満で育っても「一人の方が気楽でいい」とシングル生活を選ぶ人は男女問わずいるのだから、何が原因かは分からない。ちなみに「結婚すれば幸せになれる、という錯覚に陥らなかった」と一言で表した人もいる。
ほんの数十年前までは、独り者を親戚中が寄ってたかって無理やり結婚させてきた。それで結婚できてよかったという人もいるが、「結婚は個人の自由」と選べるようにもなっている。考えようによっては、良い時代になったということかもしれない。
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