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女性が男性に求める年収「500~600万円」が最多 約4割はマッチングアプリでトラブルを経験

「ぐるなびウェディング」は6月4日、婚活事情に関する調査結果を発表した。調査はぐるなび会員の20~69歳の男女3301人を対象に実施された。

未婚者1192人に結婚願望があるかどうか聞くと、「出来るだけ早く結婚したい」が16.8%、「いつかは結婚したい」が41.6%で、合わせて58.4%の人が「結婚したい」と回答した。

「結婚したい」の割合を男女別に見ると、男性が62.1 %で、女性の53.8%を上回っていた。特に男女別・年代別では30代男性の結婚願望が強く「出来るだけ早くしたい」が27.5%にも上った。

婚活をやめた理由、「一人の方が自由」「年齢が高くなったから」

女性が男性に求める年収は「500~600万円」が16.6%で最も多く、「こだわらない」が14.7%、「450~500万円」が11.5%、「600~700万円」が10.6%だった。一方、男性が女性に求める年収としては「こだわらない」が53.1%で半数を超え、「250~300万円未満」はほしいという人が10.9%だった。

婚活経験について尋ねると「現在している」が11.8%、「過去にしていて、また行おうと思っている」が9.9%だった。合わせて約2割の人は婚活を通して結婚にこぎ着けたいと思っているようだ。男女別に「現在している」人の割合を見ると、男性が12.5%、女性が11.0 %だった。

「過去にしていたが、もう行うことはない」という人も19.5%いた。婚活をやめた理由としては、「一人の方が自由」(男性58歳)、「年齢が高くなったから」(女性43歳)といった声が寄せられた。結婚を諦めたり、結婚自体を望まなくなった人もいるようだ。

婚活手段と実際の出会い

婚活手段と実際の出会い

婚活中の未婚者491人に方法を尋ねると、「合コン」が35.8%で最も多く、次いで「家族・友人に紹介を頼む」が31.8%だった。しかし既婚者2109人が実際に出会った方法は、「仕事関係の紹介・出会い」(36.1%)がトップで、2番目は「家族・友人の紹介」(31.8%)だった。未婚者が最も活発に行っている「合コン」で配偶者と出会った人は4.0%にすぎない。

他にも未婚者の多くが「お見合いパーティ」(23.9%)、「街コンなど婚活イベント」(23.3%)「マッチングアプリ」(21.7%)を利用している。しかしそれらを利用して結婚に至った人は、それぞれ1.3%、0.4%、0.7%に留まっている。未婚者が活用している婚活方法の多くはあまり有効ではないのかもしれない。

一か月に掛かる婚活費用の平均は男性で約3万390円、女性で約2万2620円だった。婚活イベントやマッチングアプリでは女性の参加費や利用料が男性よりも安いことが多く、月額費用の差につながっていると思われる。

アプリでのトラブル「既婚者だった」「ホテルに行ってから連絡がない」

マッチングアプリの登録率を年代別に見ると20代が34.0%、30代が19.3%、40代が14.2%だった。アプリでのトラブル経験が「ある」人は37.6%、「身の回りで聞いたことがある」は11.5%だった。具体的には、

「既婚者だった」(埼玉県・男性39歳)
「ネットビジネスの勧誘や宗教への勧誘」(東京都・女性27歳)
「ホテルで一晩過ごした翌日から連絡がない」(埼玉県・女性27歳)

といった経験談が寄せられた。アプリの中には真剣に婚活をしているわけではなく、遊びや不倫、営業のために登録している人もいるようだ。

未婚の女性に理想のプロポーズのシーンを聞くと、1番は「夜景のきれいなレストランでサプライズ」(37.3%)。「特にない」も36.6%に上った。

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