車のローン返済は彼にとっては重要なことかもしれませんが、女性からしてみれば「私との結婚は車よりも優先順位が低いのか……」と荒んだ気持ちになりかねません。トピック内の書き込みは、彼氏に対して憤る女性たちからの批判が相次ぎました。
「子供欲しいならその2年は長すぎる」
「車のローンごときで2年待てってどういうこと?」
「20歳なら2年ぐらい余裕だけど、三十路じゃムリ。結婚しながらだってローン払えるし。アラサー女性の2年は大きいよ」
また、「2年後には車買い換えて、また先伸ばす予感」など、彼に対して「絶対結婚する気ないよそれ」とする不信感や疑心暗鬼も続々。共働きならローンも早く返済できるのに、「もしかして、車のローン以外にも借金があるのかな?」「他の女性を探したいからでは?」という憶測が渦巻いていました。
「2年後捨てられたら悲惨…」という書き込みもあったように、32歳から婚活を始めるのは、言うまでもなく大変でしょう。「2年後心変わりしないとも限らない」「別れて次に言ったほうがいい」とトピ主に詰め寄る声も複数ありました。
「結婚に対する不安要素」男性のほうが「お金」を気にしている?
一方で、「本当に自分のことしっかり片付けてから結婚したい人もいるんだよ」「結婚する気あると言ってるなら信じりゃいいじゃん」など、男性側に理解を示し、「真に受けて別れてはいけない」と諭す声も。確かに、彼は「結婚しない」とは言っていないので、すぐに別れるわけにもいきません。
では、男性が即結婚とはいかないとき、どんな心理があるのでしょう。内閣府の結婚観調査(2014年)によると、「結婚生活を送る上での不安要素」(未婚者で将来結婚したい人)は、
【男性】
1位「経済的に十分な生活ができるかどうか」57.2%
2位「配偶者と心が通わなくなる・不仲になること」52.1%
3位「自分の自由時間がとれなくなる」35.7%
【女性】
1位「配偶者と心が通わなくなる・不仲になること」61.2%
2位「配偶者の親族とのつきあい」58.5%
3位「経済的に十分な生活ができるかどうか」55.8%
となっており、男性のほうが「お金・自由時間」を気にしていることがわかります。トピ主の彼氏の気持ちも、これに近いのではないでしょうか。共働きが主流になったとはいえ、「男性が家族を養う」という無言のプレッシャーが無くなったわけではありません。多少は待つ姿勢も必要かもしれません。
他方、明治安田福祉研究所の調査では、結婚を意識した未婚アラサー女性の4割が、「自分からプロポーズまたは結婚意思を確認」しています。結婚に前向きならば、女性が主体的に動く必要もあるというわけです。
がるちゃんのコメントには、「その人と一緒にいたいか、『結婚』がしたいか」という書き込みもありました。トピ主はそこをじっくり考えて、行動する必要がありそうです。