世の中には、頭では禁断の関係と分かっていながら一線を超えてしまう人がいる。不倫に走ったことがあるというキャリコネニュース読者からは
「仕事先で一緒にいる時間が長く、我慢できなかった」(20代男性/正社員)
「好きで結婚しましたが、妊娠後のセックスレスがきっかけで……。4年間は我慢しましたが、他に気になる人ができてしまい恋愛関係になりました。すでに夫への愛情はありませんが、家庭を壊すつもりもないです。彼といる時間が幸せです。ちなみに傍からは、仲の良い家族に見えると思います」(30代女性/正社員)
といった声が寄せられている。今回は、2人の女性による不倫エピソードを紹介する。(文:鹿賀大資)
「息子が大学に入学する来年までは夫婦関係を保つ」と話す不倫相手
自営業・自由業の40代女性は、現在進行中の不倫関係について明かす。相手の男性には専業主婦の妻と、高校3年生になる息子がいる。そんな男性とは元々、仕事上の間柄にすぎなかったという。
「仕事の取引先に彼がいて、出会いから3年ほどを経て不倫関係に。とはいえ彼は転勤が多かったので、会えない期間が3年ほど続いたりしたこともありました。とある事情で彼が前の仕事を辞めてしまった時は、転職で落ち込んでいたこともあり1週間に2回ほど会っていました」
その後、2人は密会から急展開する。
「LINEは怖いので、パズドラのダイレクトメッセージを通して、彼とやり取りをしていました。でも先日、それが息子さんに見つかってしまい、奥様にもバレてしまいました。それで彼の離婚も決まったそうです。彼曰く『教育保険の関係もあるから、息子が大学に入学する来年までは夫婦関係を保つ。息子が入学したら離婚する』とのことでした」
「夫の幸せを無視した前妻さんの”独りよがり”だったと思っています」
公務員の40代女性は、現在の夫と不倫関係の末に結婚している。当時の女性は未婚で、夫の前妻は2人が不倫関係にあることを知っていたという。
「ある日、夫の前妻さんから電話がかかってきました。私たちの携帯電話でのやり取りを『見た』とのことで。その際、前妻から『私以外に別の女性がもう一人いる』と聞かされました」
しかし、女性は当時の夫から「今の結婚も、もう一人の女性とも成り行きだった」と言われていた。
「夫の母が結婚と離婚を繰り返す人だったようで、夫は結婚に何の期待もしていなかったそうです。後に私と出会い『生まれて初めて結婚したいって思った』と言っていました。不倫の最中は罪悪感で苦しかったものの、”夫を幸せにできたのは私しかいなかった”と今では自負しています」
さらに、女性は続ける。
「前妻さんは、自分が築き上げた家庭や幸せを壊されたと思っていることでしょう。でもそれは、夫の幸せを無視した前妻さんの”独りよがり”だったのだと思っています。夫と私が悪いのはわかってはいるけど、夫の本心に気づけなかった前妻さんにも責任はあると思います」
「もし夫の気持ちがあなた(前妻)にあると思っていたなら、それはあなたに見る目がないだけです。ないとわかって結婚に踏み切ったのであれば、結婚すれば逃げられないという浅はかさだと思います。それでも一番悪いのは、好きでもない相手と結婚した夫です」
女性は「前妻さんも、もう一人の女性の方も納得いかないと思いますが、今とても幸せです」と締めくくっている。
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