今年のお盆はコロナ禍ということもあり、帰省を取りやめる人も多のではないだろうか。中には、いつも義実家への帰省に鬱々とするが、今夏は羽を伸ばせるという人もいるだろう。一方、近くに住んでいるとそうもいかない場合もある。
キャリコネニュース読者からは、義実家帰省で嫌な思いをした体験談が寄せられている。(文:コティマム)
何もしない義実家家族「10人分の3食の買い出しから準備、後片付けまで私ひとり」
東京都の40代女性は、義母からのお金の無心に辟易している。昔は羽振りのよかった義母だが、”将来に備える”という考えを持っていなかったために、老後貧乏になってしまった。
「回帰省の際にお金を渡していましたが、帰る度に『お金がない』『帰省にいくらかかるの?帰らなくていいから、その分現金をちょうだい』など冗談っぽく本気の発言をされます」
帰省のたびにお金をせびる義母。不快な気持ちになるだけでなく、お金まで渡さなければならない帰省に、なんの魅力も感じない。
女性は「心まで貧しくなりたくないので、自分たちは老後に備えて子どもに迷惑かけないようにしたい」と語る。
大阪府の50代女性は、「10人分の3食の買い出しから準備、後片付けまで私ひとりでします」と明かす。義実家には義両親や義兄夫婦、義姉など大勢集まるが、準備も後片付けも女性だけが担当させられる。
「兄嫁と出戻りの義理姉はテーブルを拭いて『できましたよー』と言って並べるだけ。もう結婚して30年近く経つのに、義理姉からは旧姓で呼ばれています」
義母や義兄嫁からの嫌味に5歳の子どもさえ「お母さんをいじめる人は嫌い」
福岡県の30代女性は、義実家への帰省にかなりのストレスを感じている。
「義母は次男の嫁の私にだけ嫌味や八つ当たりをしてくる。義兄嫁は、私に実の親がいないことを知っているのに、『私は実の親がいてよかった。息子も見てもらえるしラッキー』と言ってきた。ふたりに対して殺意がわきました」
義母だけでなく、同じ”嫁側”の立場である義兄嫁からも嫌味や自慢を言われる女性。帰省したくない気持ちになるのも頷ける。
「5歳の子どもがいますが、子どもも義母と義兄嫁を嫌っている。『お母さんをいじめる人は嫌い』だそうです。子どもが味方でいてくれてうれしいが、帰省は憂鬱です」
女性に対する義母や義兄嫁の態度は、5歳の子どもでさえ「お母さんをいじめている」と理解できるほど露骨なものなのだろう。子どもへの影響も考えると、こうした悪い環境に無理して帰省することに何のメリットも感じない。「オンライン帰省」が主流になれば、義実家帰省のストレスを抱える人も少なくなるかもしれない。
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