デートの奢り奢られ論争は頻繁に話題になる。男性が奢ったとしても、その態度によっては気分を害す女性は珍しくない。8月上旬の「お悩み解決掲示板」では、女性との接し方に頭を悩ませる男性からの投稿が寄せられた。
投稿者はマッチングアプリで知り合った女性と2回デートしたというが、自分からデートに誘った手前、お金を出そうとする女性の申し出を断り、どちらも奢ったという。
ただ、「毎回奢ってもらえる」と思われたら嫌なので、投稿者は「そんなに毎回は奢れないよ」と言ったが、それ以降は急に連絡は来なくなり、「奢れない男はいらないってことですか?女の子は毎回おごって欲しいんですか?」と女性心理について疑問を投げかけた。(文:石川祐介)
「『毎回は奢れないよ』と言われたらカチンときます」
これに対して、コメント欄には投稿者に対する批判が相次いだ。
「『毎回は奢れないよ』とか言われたら、会いたくなくなるわ。言い方が悪い。『ごめんね。今日は割り勘でもいいかな?』とか、言い方がある」
「『ご飯に行こうよ』と誘われて行って、『毎回は奢れないよ』と言われたらカチンときます。そんな言い方するなら誘うなよって。誘った方がもてなして、誘われた方がお客さんってイメージがあるので」
「誘った側は奢るのが礼儀」と捉える人も多く見られた。仮に自分から誘った場合、割り勘を望むなら「悪いんだけど…」とワンクッション置いたほうが良いというアドバイスも見られた。
「あなたに言動で幻滅したから連絡取れなくなったんじゃないかな。そんな風に言われたら誰だって会いたくないのでは」
そもそも奢り奢られ以前に投稿者の言い方に問題があったのかもしれない。「毎回は奢れない」と言われた側は、まるで毎回自分がお金を出させたような気持ちになる。投稿者とデートして楽しくなかったのであれば、この発言は一発アウトだろう。
「もうちょい女性心を理解したほうがいいよ。自分で雰囲気壊したって自覚ある?」
また、「こんなセリフ言うなら最初から割り勘にしてせいぜい端数おごる程度にすればよかったのに」というコメントがあるように、途中から”割り勘派”を宣言されるとケチな人という印象を抱かせてしまう。最初のデート時、もしくはデート前に「割り勘だけど良い?」と言っておくべきだったのかもしれない。
他にも、投稿者の恋愛偏差値の低さを指摘する声も多く寄せられた。
「あなた彼女いたことないでしょ。そんな言葉吐く男絶対嫌だわ」
「もうちょい女性心を理解したほうがいいよ。自分で雰囲気壊したって自覚ある?あなたがトータルいくら出したか知らないけど言葉(発言)ってものすごく大事だよ」
とは言え、女性と2回もデートできたことを鑑みると、投稿者も決して魅力がないわけではない。マッチングアプリが普及したおかげで、気軽に女性とデートできるようになったため、これに懲りず、様々な経験を重ねながら、デートの立ち振る舞い方や会話での注意点などを学んでみてはどうだろう。