子ども2人を持つ大阪府の30代女性は、夫が朝から晩まで忙しく働いているため、やむを得ず専業主婦をしている。「共働きは夢のよう。一馬力だからカツカツ」と育児のために共働きが難しい現状を嘆いている。
一方、埼玉県の30代女性は、夫の給料だけで生活している現状に「不自由はしていないし、満足しています」と語る。
「急な出費があっても貯金を崩さなくて済むし、その日暮らしということはない。ただ、子どもがまだ小さく、2人目ももうすぐ生まれるので将来への不安はある。子どもが希望する大学を、金銭的な理由から諦めさせることはしたくないし、奨学金などにも頼りたくない」
と現状への満足感を示しつつ、将来への不安も拭えないようだ。
「子どもは2人いて、外食は毎週。それ以外は節約している」
キャリコネニュースには「地方住まいだからかもしれないが、1馬力でギリギリ何とかなっている」(三重県/30代男性/流通・小売系)という声も寄せられた。では、都市部に住居を置く人はどうだろうか。大阪府在住で、妻が専業主婦の男性は
「余裕は少しだけあるが、切り詰めているところは多い。贅沢はできない。大都市近郊に一戸建てを持ち、輸入車を所有。子どもは2人いて、外食は毎週。それ以外は節約している。人付き合いにあまりお金をかけられないので、正直コロナのおかげで助かっている」(30代/教育・保育)
と語る。新型コロナウイルスの影響で外出の機会が減り、人付き合いも少なくなったことが、思いがけず節約につながったようだ。ほかにも、
「子どもの習い事は複数させているが、費用が安くなるように工夫している。例えば、スイミングスクールは月謝2500円の公営施設に通わせている」
と子どもの習い事費も意識して節約していることを明かしている。このように世帯年収600~800万円の専業主婦家庭においては、将来の不安との葛藤や、ある程度の節約生活はつきもののようだ。
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