宮城県の40代後半男性(メーカー系/正社員)は、世帯年収1800万円。夫婦と子ども1人の3人家族で「最寄り駅から徒歩30分の一戸建てに住んでいます」と綴る。共働きのため、家事負担を減らすことに費用を惜しまず、
「乾燥機・食洗器・ロボット掃除機などの時短家電を積極的に購入しています」
と明かす。なかなか有意義なお金の使い道だ。ただし、「普段は住宅ローンを含め月20万円以内に収まるよう、質素な生活をしています。車も1台でやりくりし、自分は125㏄のバイクか、荒天時は徒歩で通勤です」といい、倹約精神も忘れない。
40歳になる直前のタイミングで、妻と結婚した男性。子どもを授かるまでは苦労の連続だった。「長い不妊治療を経て、ようやく第一子に恵まれました。でも、不妊治療も子どもの医療費補助も、そして子ども手当も、所得制限ですべて対象外です」と不満を口にする。男性は、
「子どものためにも、自分の老後のためにも、貯蓄をしなければならないのに。子ども関連費が家計の負担ですが、余ったお金をすべて投資に回して増やしています」
と明かした。
家事から解放されるために「土日は外食することが多い」
神奈川県の30代後半の既婚男性(メーカー系/正社員)は、世帯年収1700万円。夫婦揃って猛烈に働いており、「残業時間は、妻が月20時間程度。自分は月80時間くらいで、土日も、ときどき仕事。長時間労働でプライベートの時間はまったくない」と疲れを見せる。
「妻は妻で、日中の業務密度が非常に高く、ストレスがたまりやすい状態。お互い仕事があまりにもきつく、毎日を乗り切るので精一杯。確かに、世帯年収は多いが……」
家事負担から少しでも解放されたくて「土日は外食することが多い」と男性は語るが、将来への不安から「そんなに贅沢もしない」と付け加える。それでも、
「気分転換しないと、仕事だけになって精神的に病んでしまう。だから趣味の旅行を2、3か月に1回楽しんでいる。車で1時間ほどの温泉街に1泊」
と打ち明けた。忙しいなか、何とか余暇を楽しむ時間を作っているようだ。また、「老後や子どもができたあとに備えて、メリハリをつけてお金を使うようにしている」とコメントした。
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