東京に転勤の男性、世帯年収1600万円でも「車は売った。油断するとあっという間にお金がなくなる」 | キャリコネニュース
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東京に転勤の男性、世帯年収1600万円でも「車は売った。油断するとあっという間にお金がなくなる」

画像はイメージ

転勤で地方から都内に引っ越したという40代既婚男性(共働きで世帯年収1600万円/メーカー系/正社員)の声が、キャリコネニュースに届いた。(文:福岡ちはや)

※キャリコネニュースでは世帯年収に関するアンケートを実施しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/6FE3D7NZ

「ユニクロ、サカゼンなどのお手頃の服が中心」

この男性は、今の世帯年収について満足していること・不満なことをそれぞれ語った。

「満足している点。身に付けるもの、食べたいもの、旅行など、1回だけ高くつくようなものについては、欲しいものを選べることが多い。貯蓄はある程度できる。ふるさと納税の枠が比較的あるので、生活の足しや余暇に活用できる」

一方「不満な点」としては、「『あったらいいな』のレベルのものは買えない。共働きで税金が高い。特にボーナスは手取りでガクッと減る」と挙げた。

男性は、都内暮らしについて、次のように綴っている。

「ユニクロ、サカゼンなどのお手頃の服が中心。外食は友人、同僚との会食や旅行以外ではほとんどしない。広い部屋は家賃が高くて住めない。地方からの転勤だったが乗らない車は売却。維持費が倍になったので。都内はプライベートで油断するとあっという間にお金がなくなる」

「図書館、寺社や庭園などお金のかからない余暇(施設)も、維持管理がすばらしく、数も含めて充実しているので活用。休日の過ごし方も工夫して、飽きのこない生活ができていると思います」

いろいろと思うところはあるものの、総じて満足度の高い生活を送れているようだ。

車はレンタカーやカーシェアリングでもOK

ファイナンシャルプランナーの佐藤祐一氏は次のように語る。

<都心に近いエリアは、地方と比べると住居費がかなり高く付きます。最近は自宅で過ごす時間が増え、リモートワークもしていると「家が狭いな」と改めて感じる瞬間が増えているのではないでしょうか。しかし、社会情勢や会社の出勤方針が変わる中で、頻繁に引っ越すわけにもいきません。そういう場合は、コワーキングスペースを活用するのも一つの方法でしょう。

また、都心と地方で大きく違うのが「駐車場代」です。都心に近いエリアだと駐車場代も月数万、場所によってはそれ以上、それこそ地方にいたときの家賃並にかかってきます。都内は公共交通機関が発達していますから、自家用車は手放しても「不便」にはなりません。どうしても車が必要なときには、レンタカーやカーシェアリングで済ませればOKです。

図書館やスポーツセンター、文化ホールなどの公共施設を活用するのは、とてもいいアイデアだと思います。払った税金の分も含めて、しっかり利用させてもらいたいですね。>

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