男性はフリーランスで年収100万円未満。パチンコを始めた当時を、懐かしむように語った。
「俺がパチンコをしたのは小学校の6年生、親と一緒に行ったのがきっかけで初めたよ。あの時は凄く良かったんだけどね、行けば勝つ行けば勝つの繰り返しだったよ。打ち込んでも、倍は戻って来てたから楽しかったよ。今みたいのは絶対に有り得なかったからね」
現在は18歳未満のパチンコ店への出入りは禁じられているが、男性が子どもの頃は規制がかなりゆるかったようだ。始めたばかりで「行けば勝つ」では、すぐにどっぷりハマってもおかしくない。
もちろん、良いときが永遠に続くはずもなく
「今でもしてるけど、何をしても最終結果は負けになるよ。やはり台が変わってからは全然出なくなった。遠隔と間違えられても仕方ないね、それほど出ないからね」 「自分もパチンコ屋さんで働いた事はあるけど、そんな事は誰しもしてない、遠隔なんて絶対に出来ない」
と規制強化の影響に肩を落とす。負けた額は数十年で億単位にのぼっているようだが、男性は懲りずにこう断言していた。
「これからもパチンコは行き続けるね死ぬまでね。趣味がそれしかない、だから絶対に変わる事は無い」