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「買ったティッシュを使うと負けた気になる」手取り13万円時代の貧乏性が抜けない年収500万円の女性

画像はイメージ

街でティッシュ配りを見かけたとき、避けて歩いてしまう人もいる一方で、貧乏性ゆえに“ティッシュを積極的にもらいに行く派”の人もいる。

「ポケットティッシュを大量にもらって家で使う。お掃除やちょっとしたものを拭くときに使ってしまう。ティッシュくらい買えるけれども、鼻をかむなど柔らかいものがいいとき以外は(買ったティッシュを)使いたくなくて、それ以外で使うと負けた気になってしまう」

こうした独自の価値観を綴るのは、長崎県の30代前半女性(事務・管理/年収500万円)だ。女性は「お金はあるけれども……」と、自分が貧乏性になった理由を語り始めた。(文:福岡ちはや)

キャリコネニュースでは「お金はあるのに貧乏性の人」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/PIXKF66W

「新卒で就いた仕事は手取り13万円だった」

今でこそ年収500万円の女性だが、「新卒で就いた仕事は手取り13万円だった」と振り返る。

「そのときの貧乏癖が抜けないし、抜こうとも思わない。今は転職し、資格も取って前に比べればお金はあるほうだけれども、人生何があるかわからない。手取り13万円台で生きていけるように、余剰資金は貯蓄か投資にまわして浪費をしないようにしている」

女性にとって、月13万円が生活費のボーダーラインなのだ。そのため、それなりの収入がある30代女性だと服や靴などにお金をかける人も多いが、女性は真逆を行っている。

「洋服は気に入ったものしか買わないから、めったに買っていない。年2着買えばいいほう。靴は履けなくなるまで履くので、2年で1足。スニーカーしか買っていない。パンプスはここしばらく履いていないし、ブーツも買っていない。それでも特に何も思わない」

筋金入りの貧乏性の女性。お気に入りの品を長年愛用するのはすばらしいことだが、それにしても1足の靴で730日間歩き回っているなんて、かなり驚きだ。

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