
画像はイメージ
パチンコやパチスロをやめられない人にも言い分があるものだ。中には勝ち続けているが故に、やめられないという人もいる。40代男性(個人事業主/年収300万円)から、そんな投稿が寄せられた。
「パチンコ、パチスロ歴は30年。若い頃は借金してやめたいと思ったけど、今は他にやる事ないからパチ屋に行く。(中略)この10年は年間なら負けないし」
直近10年は、年間収支では負けていないという。(文:天音琴葉)
「当たる時の演出クッソ長い」イライラしても勝てるからやめられない
「立ち回りは基本ハイエナだし」と、10年間、負け知らずの理由を明かした男性。パチンコ、スロット界隈での「ハイエナ」行為とは、店内を徘徊し、大当たりが出やすい状況になっている可能性のある台に張り付き、その状態のまま客が退席したら、台を確保し打つ、という立ち回りのことだ。
「仕事もパチンコ屋で入替の設置確認する仕事で、いわゆる販社で働いて、裏事情もある程度知ってるし」
パチンコ台の販売会社で働いており、業界の裏事情にもある程度通じているという男性は、最近の機種に対しても言いたいことがあるようだ。
大当り確率が1/319前後の台は「ミドルタイプ」と呼ばれており、大当り確率1/100前後の「甘デジタイプ」に比べて大当りしにくい分、多くの出玉を獲得できるという特徴がある。だが男性は、
「今のミドル機の台は初当たりや連チャンまでの時間が1~2時間掛かるから普通にパチンコ打つ事の方が少ない。当たる時の演出クッソ長いし、パチスロは演出飛ばせるからいいけど、それでも数ゲーム~数十ゲームある前兆演出にすらイライラする」
と長時間遊技になりがちな昨今の台の傾向や、冗長な演出には辟易している様子。それでもやめられない理由については、「結局勝てるから」と断言する。しかし、その勝利には虚しさも伴うという。
「勝ててもそこにはお金しか残らない虚しさもある」
そんな男性は、「中学でバドミントン部のコーチしてる」と明かし、こう続けた。
「高いシャトル買って練習して子供たちの未来のためになってるからいいや、と、割り切ってパチ屋に行ってる」
パチンコ・パチスロで得た収益を、バドミントン部のシャトル代に充てているというのだ。一方でハイエナ行為を禁じているパチンコ店もある。周囲に配慮しながら、ほどほどに楽しんでもらいたい。
※キャリコネニュースでは「パチンコ、パチスロがやめられない人」をテーマに投稿を募集中です。回答はこちらから https://questant.jp/q/ZOER2X9A


