ヴィトンのバッグと財布が見当たらないことに気づいた。スーツケースの中を探したが、見つからなかった。慌てて自宅に電話をかけ、母親に「俺の財布とバッグ忘れてない?」と尋ねると――
「呑気な物です。『今日の昼間電話が警察からあったわよ』です。なんで母親が電話くれなかったのか、今だに不明です」
どうやら誰かが届けて警察が預かっている様子。母親の対応はともかく、財布を落とすと、中身だけ抜かれて戻ってくることも多い。しかし、男性の財布は、
「とっても素晴らしい人が、神様か仏様のような方が拾って警察に届けてくださり、財布の中身もそのまま入ったまま」
だったという。帰宅後すぐ、男性は拾い主へのお礼を準備し、警察署に財布を受け取りに行った。
「私の場合、心の素晴らしい神か仏様のような方に届けて頂いたので、事なきを得ました」
「世の中にはまだ良い、素敵な素晴らしい神様がいるのだなと、心から感謝を今でもしてます」
と語った。ただ、現金以外に決済手段がなかったのだろう、旅行中は財布がなかったため、
「沖縄では空腹をポケットの中にあった千円札でおにぎりと中身の多いロールパンで満たしていました」
と、さみしかった食事事情を明かした。
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