男性は現在50代後半。購入したのが5年前だから、家を買ったのは50歳を過ぎてからということになる。確かに、年齢的に購入した時期の遅さは否めないだろう。中高年になってからのローンだと一回の返済額も高くなる。そして
「賃貸では掛からない固定資産税の高さ。決して家賃と変わらない返済額ですが、重荷を背負ってる感じが嫌です」
とも語る。男性のように、マイホームを買ってから固定資産税の額に驚く人は多いのではないだろうか。しかも男性は一人っ子だそうで、いずれは「実家に帰らないといけなく、家は2軒必要ないです」と、後悔の理由を重ねて語った。
年収1000万円の女性「住み替えをしようか悩んでいる」
一方、年収1000万円の40代女性(東京都)は、独身でマイホームを購入。一馬力でマイホームを購入できるとは羨ましい限りだが、時期が悪かったらしい。
「転職して半年後に契約、入居とイベントが続き、引越し後に疲れ切ってしまったことが一番の後悔です」
と振り返る。おまけに、転職時期と重なったことには別のマイナス面もあった。「欲しいと思った別の物件」があったものの、妥協したというのだ。
「ローンの審査が転職時期と重なり、リスクが高いため諦めてしまったこともあり、いくつかの条件を我慢して今の物件に決めたことで、今不満が出ていて、住み替えをしようか悩んでいるところです」
マイホームの住み替えは賃貸よりも手続きが煩雑な上、また失敗したら……というリスクも考えると、重い腰が上がらないのは無理もないだろう。
いずれにせよ、大きな買い物だからこそ、多角的な情報収集と冷静な自己分析が後悔を避ける鍵となりそうだ。
※キャリコネニュースでは「家を買って後悔している人」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/BHMJFYM8
世帯年収900万円なのに8000万円のタワマン購入してドヤっていた男性 目の前に新たなタワマンが建設されて絶望
【あなたの投稿募集中!】「この会社ダメだな」と思った瞬間/自分には合わなかった仕事は?/マナー違反だと思ったこと…ほか
「高い買い物だったと後悔しています」 マイホームを購入するも“道路族”に悩まされ「静かな田舎へ引っ越しました」と語る女性


