軽自動車にネガティブなイメージを抱いている人は一定数いる。ガールズちゃんねるに1月6日、「軽自動車をやめさせたい」というトピックが立った。
トピ主は、夫が軽自動車に乗っていることに不満を持っている。交通事故に遭った際のことを心配し、普通車に乗り換えてほしいと思っているようだ。
トピ主自身は免許は持っておらず、自身が運転することはないが、新たに普通車の購入をする時は差額分を出すと提案したという。だが、夫には頑なに拒否されてしまいどのように説得すべきか頭を抱えていると綴った。(文:石川祐介)
免許がない人はモノ申す資格がない?
「軽自動車が頑丈ではない」と考えるトピ主に批判的な声が相次いだ。
「普通車なら安全ですか?ぺしゃんこにはならないですか?」
「軽自動車の世代による。2世代以上前なら買い替えるべきだけど最新世代なら衝突安全性もそこそこ上がってる」
最近の軽自動車は耐久性が優れたものも多く、トピ主の考えは少々古いのかもしれない。また「全額払って買ってあげるしかないんじゃない?」といった指摘があるように、軽自動車の方が操縦しやすく、そもそも事故のリスクを下げることができそうだ。
「主が免許取って頑丈な車に乗ればいいじゃん。免許ない人が物申す資格ないよ」
また、免許を持たないトピ主が夫に意見をすることに不快感を示す声も寄せられた。中には「安全安全って言うけどどうせ自分の旦那が軽なの恥ずかしいだけだろ」とトピ主に対する攻撃的な指摘もみられる。免許を持たない人が車について話すことの風当たりの強さを感じさせられた。
「普通車だったから命が助かった」という声も
一方、普通車の安全性を訴える人も結構いる。
「友だちの旦那さんは寝たきりになったけど普通車だったから命は助かったと言われてた」
「数年前、停車中に前からコンパクトカーに突っ込まれたんだけど、私の方が大きな車に乗ってたから助かった部分もあった」
どれだけ軽自動車が進化しても、やはり耐久性には差がある。普通車に乗っていたことで、大事を免れたという体験談も寄せられており、普通車に乗って置くことはリスクヘッジになるのかもしれない。
そもそも、トピ主と夫の議論は軽自動車の耐久性に関するものではなく、トピ主に運転経験がないために夫の意見を汲めていないことが大きいように思える。運転する人と運転しない人の溝は深いため、まずは運転手に寄り添うことが今のトピ主には必要だろう。