PLAN-Bは5月21日、「飼い主が使う言葉」に関する調査結果を発表した。調査は5月にネット上で実施し、現・元犬の飼い主248人から回答を得た。
愛犬の存在について聞くと、最多は「子どものような存在」(30.2%)だった。次いで「相棒やパートナーのような存在」(27.4%)、「家族同様の存在」(16.5%)、「誰よりも大切な存在」(12.9%)、「あくまでもペット」(7.7%)、「自分の分身のような存在」(3.6%)、「恋人のような存在」(1.6%)などと続いた。
愛犬と生活していることを伝える表現、「相手によって使い分ける」という人も
愛犬と生活していることを伝える他人に伝える際は、「飼っている・いた」(56.5%)と表現する人が最多。次いで「暮らしている・いた」(26.6%)、「相手によって暮らすと飼うを使い分けている・いた」(16.9%)となった。
「相手によって暮らすと飼うを使い分けている・いた」と回答した人は、
「伝える相手が不快に思わないように、相手の性格・立場を考えて使い分けている。理屈屋の人や公の場では「飼う」を使い、感情を重視している人やプライベートでは「暮らす」を使う」(20代男性)
「親しい相手や気安い間柄だと暮らしてた、住んでた、というかんじだが、日本はまだまだペット先進国ではないので人間のように言いづらい場面も多々ある」(20代女性)
などの声が寄せられた。
また、愛犬のごはんの表現については「ごはん」(74.6%)が最多で、次いで「ドッグフード(フード)」(12.1%)、「エサ」(9.3%)だった。
愛犬自身の表現について「うちの子」(35.5%)が1位。2位以降は「わんこ」(21.4%)、「犬(いぬ、イヌ)」(21.0%)だった。
犬を擬人化していると自分で思う人は52.0%。回答者からは、
「外出時、『留守番頼むで』と人に頼むのと同じように、声を掛けて外出していました」(50代女性)
「椅子が犬の分もあり、座らせて家族団欒している」(20代男性)
「散歩しているときにどっちの道に行きたいか話しかけたり、通るのに邪魔な位置にいるときには言葉で説得しようと試みたりしている」(20代女性)
などの回答が寄せられた。