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物を捨てられない親世代に疲弊する人々「実母が“捨てたくない”の一点張り。家にすら入れてくれません」

女性の母が暮らす実家は、4LDKのマンションの1階。外から窓越しに見ても「何年もカーテンすら動かしてないのが分かります」という。かつてクーラーを設置しようとした時には、ベランダが足の踏み場もない状態だったため「室外機を置けず、業者に断られました」とのことだ。

「よくテレビやネットで『片付けられない人』とか『ゴミ屋敷特集』などを見かけますが、自分で片付けられなくて業者を呼べる人は正常かと。『片付けられない人』と『捨てられない人』は明らかに違うと思います」

女性は万が一の時に備えて、母の保険証やマンションの書類などがある場所を把握しておきたいという。しかし女性が「お線香をあげたい」と訪ねても頑なに拒むそうだ。また女性には3人の子どもがいて、「孫たちですら実家に入った記憶がないと思います」とも付け加えている。ちなみにクーラーも例の一件以来、それっきりとのことだ。

「スプーンとか小皿とか、みんな重ねて外に置いてある」

実家が汚くて困っているという声は、ほかにも寄せられている。千葉県在住の60代女性は、「片付けられないのに、やたらと物を買い込む」と義実家への不満を綴る。

「洋服は部屋の壁にかけてあるか、丸めてカゴに入ってるか、とにかく山積み。パジャマの上下が探せない。そもそも掃除をしない。なんでも手の届くところに置きたがる。スプーンとか小皿とか、みんな重ねて外に置いてある。汚すぎる」(60代女性/千葉県/事務・管理/年収450万円)

食器類まで外に置かざるを得ない状況とは、おそらく部屋に物が溢れていて、足の踏み場もないのだろう。掃除の行き届いていない部屋に訪問するのは、誰しも憂鬱な気持ちになる。自然と付き合いも疎遠になってしまいそうだ。

一方で物で溢れた生活を送る当事者からは、

「身の回りは、物で溢れてます。それでも軽トラ2台分は処分しました。今ある物を日々眺めては、流行りの「断捨離」にモヤモヤし『私は生きている、明日を知れなくとも』という結論に。処分費用は残すので、好きにしたらいいです」(70代女性/大阪府/フリーランス/年収150万円)

という声も寄せられていた。

※キャリコネニュースでは引き続き部屋が汚い人、捨てられない人のほかあなたの職場のサイコパスオンライン会議中のとんでもないエピソードなどのアンケートを募集しています。

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