公式サイトの商品写真は、小綺麗に撮ってあるが、それでもけっこう……。実際に、出てきたのはこんな感じである。一緒に頼んだアイスコーヒー（トール）と並べるとわかるが、手で持ってパクパクと食べてしまえる大きさだ。

これはアップでご覧になってもらいたい。

別角度から。

実物は、やはりインパクトが強い。アップで見ていると、だんだん自分が何を見ているのかわからなくなって、世界が崩壊してくる感じがする。ダークソウルの沼ステージにいそうだ。スタバの商品だと知っているので安心して食べられるが、遠い親戚とか、親しくない人に「どうぞ、お召し上がりください」と言われて出されたら、顔がひきつるかもしれない。

食べてみた。

しかし、味は美味しい。中はブルーベリークリームが入ったパイだ。

もう、どう考えてもヤバい存在感を出している紫色のツブツブは、ホワイトチョコっぽい味のするパフだった。プチプチとした食感が楽しい。

パイも見た目は真っ黒だが、さほどビターな感じはしない。生地はしっかりしていて、しっとりしている。

クリームは商品名どおりブルーベリー風味で、中にジャムっぽく煮た果実も入っていた。

食べ終わった後だと、紫はブルーベリー、黒いのはココアの色に見えてくるのが不思議だ。なぜプチプチを飾ってしまったのか、という疑問は解消されなかったが、美味しくいただけたのは良かった。300円で食べられるので、ちょっとした気分転換にはオススメの値段設定。

なお、取り扱い店舗が限られているようなので、注意が必要だ。