相談者は会う回数を減らす考えは無いようですが、義母相手は何かと気を使うものです。たとえ仲が良くても、間に入ってくれる夫の存在もなく毎週2~3回は多いでしょう。
筆者も義理の母がおり関係は良好ですが、会うのは各種イベントか墓参りくらいです。乳幼児がいると交流頻度は高くなりがちですが、逆に助かることもあるはずなので、それが「しんどい」ようでは、お嫁さんはよほど我慢していたのです。
この相談は2万5000以上アクセスされ、義母である相談者に批判的な回答が相次ぎました。300以上の賛同を得たのが、「我慢の限界を超えたんです」「なぜ関係改善ではなく説得なのか」というお説教でした。お嫁さんが素直だから今まで揉めなかったのだと嫁側を褒め、相談者に「そっと引くこと」を提案しています。
他の回答者からも、
「説得なんかされたらますますしんどくなります。見守ってあげるだけにして下さい」
「週2、3回は多い、お嫁さんはよく我慢してきた」
「勝手に満足して仲良くしてると思ってるのは質問者さまだけ」
といった、義母に厳しい声が次々と上がりました。
嫁の立場で、「事情により主人の実家に週3で通っていますが、正直、嫌いではないけどしんどいです」といった本音を漏らす嫁も目立ちました。
義母の立場でアドバイスも「自分の価値観を押しつけないこと」
一方で、同じ義母の立場で嫁との付き合い方の手本を示す人も。週に1回くらいは孫を預かり、夕方送り届けるという人です。事前に都合を聞いて行くし、ときには向こうから子守をお願いしたいとLINEが来るといいます。
「姑のスタンスとしては、頼まれたことはきちんとする事ですね。自分の価値観を押しつけない、ことでしょうか」
とアドバイスしていました。
こうした心がけはいくら気を付けていても世代間のギャップで行き違うこともありますが、基本的には子どもを安心して預けられる義母の存在は心強いものです。筆者も子どもが幼児のころは月1回くらい義母に預け、自分の時間を持つことができたことを感謝しています。
話はそれますが、先日、近所の少し口うるさい奥さん(70歳くらい)の家の前を通りかかったとき、「どこまで義理であろうと親は親なのよ!」という話し声が聞こえてしまいました。ちょっと日本語がおかしいですが、お嫁さんを叱っているようでした。すぐに通り過ぎたのでその後どうなったかはわかりませんが、世の中義母に苦労している嫁は多そうで気に毒になりました。