新型コロナウイルスの感染者が再び増えており、巷では“第3波”なんて言葉も聞こえてくる。そんな折、そろそろ準備が始まるのが職場の忘年会だ。ガールズちゃんねるに11月14日、「【コロナ】忘年会を中止しない会社にお勤めの方!(同居家族含む)」というトピックが立った。
トピ主の夫が勤める会社では、今年も忘年会は開催予定。建前では「自由参加。不安な人は遠慮せず欠席して」とされているが、夫は「管理職だから部下が出るなら欠席はできない」と話しているという。半年前に生まればかりの赤ちゃんがいるトピ主としては「もう法律で忘年会禁止して欲しいです」と切に願っている。(文:石川祐介)
「忘年会は中止。代わりにみんなに一万円ずつくれた」と神対応の企業も
コメント欄には「忘年会な限らず飲みってうるさい環境の中で話すから、基本みんな大声になるよね。不安だよ」とトピ主に同情する声が散見された。
「忘年会じゃなくてホテルビュッフェになりました…意味わかんないんだけど」
「うちの旦那の会社も一泊二日で温泉だそうです。人数は少ないみたいだけど、何でこの状況で社員旅行?って呆れてます。社員の事を考えてるなら、特別手当とか金をくれ!」
また、忘年会を取り止め、代わりにイベントを計画している会社もあった。だが、好意的に受け取るコメントはみられず、職場の危機感のなさを指摘する声であふれた。
「うちの会社は忘年会中止にしてくれた。社長が『酒飲みたいやつは家で飲んでくれ!』とみんなに一万円ずつくれた」
「私の旦那も管理職だけど今年は忘年会中止が決まりました。そのかわりに…近くのテイクアウト出来る弁当屋のチケット6000円分を全員に配布されます」
一方、忘年会を中止するだけでなく、その分を手当てとして従業員に還元した企業も存在する。コロナ禍によって、適切な対応を取れる企業とそうでない企業の差が明るみになったと言えるだろう。
本当は忘年会に参加したいのでは?
また、トピ主の夫の対応に疑問を持つ声も多い。
「管理職だからこそ、行くなと思う。上が行かなきゃ下も断りやすい」
「赤ちゃん居るのに、率先して参加ってすごいよ。部下も『この人、飲みたいだけだ。』って分かってるよ。こんな上司、嫌だ」
夫はトピ主の前では“仕方ない感”を出しているが、本当は忘年会に参加したいのかもしれない。妻には『管理職だから部下が出るなら欠席はできない』と弁明したが、スレッドでは「赤子がいるなら尚更欠席しやすいのに、こういう時こそ妻子を理由に欠席すれば良いのにね」と突っ込まれていた。