九州大、「ゴキブリの羽の食い合い行動」を発見 「生物で初めて互いに食べ合う事例」 | キャリコネニュース
おかげさまで11周年 メルマガ読者数
65万人以上!

九州大、「ゴキブリの羽の食い合い行動」を発見 「生物で初めて互いに食べ合う事例」

画像はキャプチャ(リリースより)

画像はキャプチャ(リリースより)

九州大学は2月9日、沖縄に生息するリュウキュウクチキゴキブリの「羽の食い合い行動」を発見したことを発表した。

クチキゴキブリは九州以南の森林に生息し、朽木を食べながら朽木内部に堀ったトンネルの中に棲むゴキブリの一種。オスとメスが交尾の際に互いの羽をほぼ無くなるまで食い合ってしまうという。

羽は再生せず、以後は飛べなくなってしまう

リリースによると、羽の食い合いは4~7月の繁殖期に羽のある新成虫が朽木の外に出て、配偶相手を探す時に行われる。朽木の外に出た新成虫は飛翔して配偶相手を探し、オスとメスが出会うと互いに羽を食べ合う。その後も羽は再生せず、以後は飛べなくなるという。

配偶する生物の近しい行動に「性的共食い」「婚姻贈呈」がある。性的共食いは、カマキリのメスがオスを食べてしまうなど配偶相手を食べて殺してしまう行動。対して、婚姻贈呈は、主にオスがメスに食べ物などのギフトを渡し、交尾成功率を上げる行動だ。

だが、性的共食い、婚姻贈呈ともにこれまでの研究では、一方の個体のみが食べる事例しか報告されていなかった。「翅の食い合いは、生物で初めて、互いに食べ合う事例になります」と強調している。

研究成果は1月、学術誌「Ethology」にオンライン掲載された。羽の食い合い行動を研究している、同大学大学院システム生命科学府4年の大崎遥花さんはリリースで

「クチキゴキブリの羽の食い合いは世界で唯一、我々だけが研究している研究テーマです。誰もやっていない研究対象に挑戦することはとても難しく、同時にとても楽しいです」

とコメントしている。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. 世帯年収1000万円の本音「この収入で贅沢できるなんて40年前の基準」「税金が高すぎ。最も割を食う層」
  2. 霊感ライターがラブホテルで遭遇した幽霊 浴室のドアを開けるとそこには……
  3. 『ViVi』自民党コラボ炎上にハロヲタやきもき モデル集団の中央にBerryz工房の夏焼雅「巻き込まれてんじゃん」「政治利用されてる」
  4. 今年の花見、新型コロナ拡大で「控える」は2割 「空いているところで花見をする予定」という人も
  5. あなたの代わりに1日1万円で有休消化――パロディ動画「休暇代行専門士」にマジレスする人続出
  6. 「お前は客じゃない!」外資系企業の支配人がクレーマーを一喝 「お客様は神様」ではスタッフを守れない
  7. 風邪は医療費の自己負担増、年金の支給は68歳から 財務省の財政再建策に「今すぐ払った分返して」と反発の声
  8. 48年ぶりの寒波で東京でも水道管の凍結相次ぐ!どうすればいいの? 水道局「自然に溶けるのを待つのが一番。熱湯はかけないで」
  9. 「キラキラネームをつける親はバカ」という投稿が物議 「〇〇子だと『古臭い』と言われる」「せめてすぐ読める名前にして」
  10. 「レジでお金を投げてくる客」ってなんなの? 店員の心情を的確に表現した動画が話題