「キモいオッサン」ねらう盗撮が流行! 若い女性が疲れた中年男性たちをSNSで笑いものに | キャリコネニュース
おかげさまで10周年 メルマガ読者数
65万人以上!

「キモいオッサン」ねらう盗撮が流行! 若い女性が疲れた中年男性たちをSNSで笑いものに

逆をやったら逮捕されるのに

逆をやったら逮捕されるのに

7月2日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)で、「キモいオッサン」をねらった盗撮が急増しているという新聞記事が取り上げられた。若い女性が電車内などで、ネタになりそうな中高年男性をスマホでこっそり撮影してSNSに投稿するのだという。

ターゲットは「薄毛」「デブ」といった見た目がネタになるオッサンや、「ずっと見てくる」「車内でエロ画像を見ている」などのエロいオッサンが代表的だが、それ以外にも罪のないオッサンらが多数被害に遭っているようだ。(文:みゆくらけん)

変な体勢で爆睡する姿を「ウケるー!」

たとえばバスの中でハンバーガーを食べているだけのオッサンや、インナーを間違って着ているオッサン。日々の激務でヘトヘトになり、帰宅途中の電車で変な体勢で爆睡しているオッサンの盗撮もある。

若い女性らはそれらの画像をSNSで不特定多数にさらし、「ウケるー!」と笑いものにしている。この記事を受け、コメンテーターの中瀬ゆかりは不快感を露わにした。

「遊びの延長でやってるけど、これだって名誉棄損。勝手に人の写真を撮って、ボロクソ書いて全世界に撒き散らすわけだから。『SNSのネタのためだったら』って、ネタありきでやってる」

普段は下ネタ炸裂で真面目コメントが少ない岩井志麻子も、「私もネタのためなら体張るほうだけど、人様を巻き込むことはしない」と珍しく真剣に怒りを見せた。

「道徳の基本の基本。『自分がされて嫌なことは人にしてはいけません』って、小学校で習うはずなのに」

中瀬はまた、自分たちも「『キモいオバハン』というカテゴリーで盗撮されてるかもしれない」と危機感を表し、「ひとごとじゃない」と息巻いた。

「これが自分の父親だったら」と考えていただきたい

たとえば女性のスカートの中を盗撮するというのはわかりやすい犯罪だが、「キモいオッサン」を盗撮することはイタズラ感覚で犯罪意識が低くなるのだろう。軽い気持ちで盗撮され、知らぬ間に笑いものにされている中高年男性のことを考えたら心が痛む。

それでなくても日々頑張って働いているのだから、あんまり苛めないであげてほしい。もしオッサンを盗撮したくなったら、「この人が自分の父親だったら…」と考えていただきたい。可哀想になって撮れなくなるはずだ。

あわせてよみたい:親切心を好意と勘違いする「高齢者ストーカー」

 

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. ヒカキン、オーストラリア火災に寄付200万円超「僕の200万円よりみなさんの100円」 コアラのマーチも爆買いし寄付を呼びかけ
  2. 30年間のパチンコ通いで“貯金ゼロ”という60代女性「幸いにもホールのない地域にマンションを購入したらやめられました」
  3. なぜ覚えることが多いコンビニでバイトするの? 「仕事覚えれば全然楽」というけど
  4. 「男の子だってお姫様になれる」 男らしさ・女らしさを問い直すプリキュアに「神回」と称賛の声
  5. 35歳以上の「ミドル」の採用、過去3年で37%増加 「専門性」や「マネジメント力」に期待
  6. 「車で甲子園に連れて行ってくれた友人にガソリン代を請求された」 不満を漏らすスレ主に「言われる前に出せ」と非難殺到
  7. お金は生きていくには必要だけど「一定以上いらないな」 ニートブロガーpha氏が「持たない幸福論」を披露
  8. 三郷市の小学校の読書促進策に批判殺到「担任が児童の読んだ本を把握し個別指導」って本当? 学校「誤解を招いて申し訳ない」
  9. 【地方銀行】2017年「働きやすい会社」ランキング 5位七十七銀行の給与は地銀の中でもトップクラス
  10. 「お前は客じゃない!」外資系企業の支配人がクレーマーを一喝 「お客様は神様」ではスタッフを守れない

アーカイブ