「こんなに辛いなら連休なんていらない」 シルバーウィーク明けで仕事したくない人続出
5連休という異例の長さとなった、今年のシルバーウィーク。旅行にレジャーにと休みを満喫した人もいるだろう。その反動か、連休明けとなった9月24日には、久しぶりの仕事に憂鬱になる声が多数あがった。
ツイッターには、朝から「連休明けの出社だるい」という投稿が殺到。思い切り休んでリフレッシュし、気持ちよく仕事に臨むというわけにはいかなかったようだ。
「5連休後の仕事は超絶行きたくない」
「連休はダメだなやっぱ…社畜力下がるわ」
使い方が分からず持て余し。給料日前で「家にいるしかない」
休み明けに会社でPCを起動したら大量のメールを受信してウンザリしたという人や、仕事が溜まっていつもより忙しい、という人もいた。
「連休前 ←仕事がたまらないように前倒し 連休後 ←たまった仕事の処理+半期決算準備+棚卸準備 ←イマココ」
会社についたら他の人もやる気がなく、「みんな目が死んでる」というツイートもある。連休明けのためか上司が取引先から直帰しているという書き込みもあり、会社にいたくない気持ちはみんな一緒のようだ。
あまりの億劫さに「こんなことなら休むんじゃなかった」という人も。長期の休み明けには仕事量が倍増するので、5連休ではなく3連休を増やして欲しい、というのだ。「仕事行く気なくなるから連休いらない」というツイートまである。
秋の大型連休の長さは年によって変わるので、使い方が分からず持て余してしまったという声も少なくない。すでに8月に夏休みを満喫したばかりで、どこかに行きたいとも思わない。給料日前というタイミングも悪く、「お金ないから家にいるしかないもんね」という投稿も寄せられていた。
夜更かしや暴飲暴食で「体調悪化」させる人も
朝日新聞のapitalには、医師の長尾和宏氏が「想定外だった大型連休」というコラムを寄稿。「往診につぐ往診や深夜の看とり往診などで、ゆっくりするどころ普段より忙しい数日間で、ヘトヘトです」と明かしている。
長尾氏は兵庫・尼崎で開業し、365日24時間態勢で外来診療と在宅医療に対応。正月のように休日・夜間対応を行う医療機関が少なかったことなどが原因だったようだ。介護関係も通常営業が多く、人間の身体にはカレンダーは関係ない。
2ちゃんねるには「働いてるほうが体調いい」という書き込みもあった。普段の土日よりも気が緩み、ついつい夜更かししてしまいがち。暴飲暴食する人もいて、普段の生活リズムに戻すことが負担になる。
しかし、それでもやはり、サービス業などカレンダー通りに休めない人からすると、5連休はうらやましい。これを機に転職を決意した人も少なくないようで、ツイッターには、
「明日で連休終わりなんですよ…たった三連休…マジで転職希望」
「世の中連休終わったのね、こちとらー仕事漬け。転職しちゃおぅかな。」
といった投稿も散見される。
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