注意書きや案内を「読まない人」は本当にいる! サービス提供側は「頼むから読んで」と懇願 | キャリコネニュース
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注意書きや案内を「読まない人」は本当にいる! サービス提供側は「頼むから読んで」と懇願

最近は、客とのトラブルを未然に防ぐために最初からどこかに注意書きを入れる企業が多い。小売店などで見かける、「セール品につき返品不可」「お一人様○点まで」などは最たる例だろう。

そんな中、2月8日、「注意書きや案内を『読まない人』は本当に読まない」というツイートが投稿され話題になっている。

しっかり明記していてもクレーム「聞いていない!」

ちゃんと!読んで!くれたらさあ!

ちゃんと!読んで!くれたらさあ!

投稿者は、案内文や宣伝文に情報の抜けがないよう作成し、見やすく表記することにしてきた。これもすべてクレーマー回避のためだ。投稿者自身「その情報をうるさく感じ、結果読まれてはいない」という実感を持ちつつも、いたしかたなく行っている。

しかし、このように伝わるように努力をしても「読まない人は読まない」と嘆いている、

「フォント案内文書のフォントサイズをどれだけ大きくしても赤字にしても下線を引いても、読まない人はとにかく読まない」

それだけではない。明記しているにも関わらず、客からその部分の問い合わせを受け、挙句「聞いていない!」と怒鳴られた経験もあるという。

「駐車場でもデカデカと描いてある矢印ガン無視で逆走しまくり」

このツイートはトゥギャッターでもまとめられた。ツイッターやはてなブックマークなどでは投稿者に賛同する人が多い。

「もうホントにこれ。仕事してると、誇張ではなく85%はこんな人だよ」
「駐車場でもデカデカと描いてある矢印ガン無視で逆走しまくりだもんなぁ」
「メルカリで商品説明の1行目に『値下げ交渉受け付けません』って書いても値下げ交渉どころか値段指定レベルのコメントしてくるのいるからね」

提示する側も客が見ないことは織り込み済みであり、あくまでも「ほら、ここにこんなに見やすく書いてあるでしょ」と言うために提示している、という意見もある。「その結果が、今街に溢れている異様な量のダサい注意書き」というのだ。

交渉を有利にするためにあえて「読まない」ケースも?

一方で、「そもそも説明書やら約款やら読まないのでは?」との指摘の声も上がっている。確かに電子機器類の説明書は小難しくて読む気にもならない。iTunes Storeの利用規約も一気にスクロールして「同意」ボタンを押してしまうという人が多いだろう

とはいえ、投稿された内容を考えると、論点は毎回長文の規約を「読む」「読まない」ではない。「廊下は走らないでください」「○時まで禁煙です」「ワレモノ注意」などの目立つ文言が目に入らない人のことを指している。前出の投稿者も

「『お前は保険の約款やiTunes Storeの利用規約を毎回漏れなく読んでるのか。全部読んでから石を投げろよ』という意見があるようだが、”そういうこと” じゃないだろ。本気か。頼むから『読んで』」

とツイートしていた。

ただ、やはりサービス提供側がどんなに注意してもそそっかしい客はいるものだ。また客が交渉を有利にするために、あえて「読んでいない」場合もあるという。その場合は憤慨するのではなく冷静に対応することが必要だろう。

また、客側も「そんなの読むわけない!」と逆ギレするのではなく、店員に普通の態度で接してもらいたいものだ。

あわせて読みたい:組織内のトラブル減少に「共通言語」?

 

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