「子持ちが有休とっても何も言われないのに独身だと冷たい目」 本来どうこう言われる筋合いないのに
トピ主は「確かに有休は自由に取ればいいと思うものの、何か腑に落ちません」とした上で、
「子どものために有給取るのは、私たち母親が遊びに行くわけではありません」
という。好きで休んでいるわけではないと言いたげだ。しかし家庭の事情で取るという意味では「自己都合」であり、その先輩が言うことも「わからなくはないのですが…」と言葉を濁す。
最後に「みなさんはどう思われますか?」と意見を募ったところ、冷ややかなコメントが200以上殺到した。
「100%わかるけど?独身者の旅行と何が違うの?有休中、遊んでいようが授業参観していようが、他人には関係ないです。平等に取るのが正しいと思います」
「有給は働く人に与えられた法的な権利です。それを、子どもの行事に使おうが旅行に使おうが自由です」
子どもがいる人も居ない人も、ほぼ全てが「先輩の言い分が正しい」「有休申請するのに理由を言う必要もない」という意見だった。
「子どもが絡むとどうしても単身者が譲る」どこまで自覚しているか?
そもそも、有休は労働者全員の権利であり、会社は有給休暇を与えなくてはならない旨が労働基準法にも定められている。取りやすさに違いがあるなら、その職場の体質が問題だと指摘する声も多い。
また、40代で子どもがいないという人が、こんな心情を明かしている。
「単身者とお子さんがいる人が同時に年休申請した場合、お子さんが絡むとどうしても単身者が譲るでしょうし、急病による呼び出しなどのフォローなどもしてもらっているのではないかと思います」
「いろいろ譲ってさらに年次有給休暇の使い道までもやもやされたら、ちょっとやるせないです」
子持ちの人からは、「子ども理由で頻繁に迷惑かけているから、旅行などのリフレッシュは自由に楽しんでほしい」とする人が多かった。だが残念なことに、「子ども優先=私優先」で当たり前、という態度の人もいるようだ。先輩のほうこそ、たまりかねて言っているのかもしれない。
休むときの理由を会社に言う必要はないが、一緒に働く人への気遣いは必要だろう。それは休んでいいか悪いかではなく、「自分が休んで当然なら、同僚もまた休んで当然」と自覚することだ。「職場の環境をよくする」のは、会社だけではなく自分でもある。