「電車は男女別にすべき」――痴漢疑いからの「線路逃走」相次ぎネットで議論 | キャリコネニュース - Page 2
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「電車は男女別にすべき」――痴漢疑いからの「線路逃走」相次ぎネットで議論

度々話題になる線路内立ち入り……

度々話題になる線路内立ち入り……

これについてスレッド内では肯定的な意見が多く見られた。

「これホントやってほしい。男も女もメリットしかない」
「冤罪だけは勘弁してほしいから男性車両に喜んで乗るよ。ほんと迷惑だし痴漢なんぞしたくもない」

痴漢の疑いで逮捕されると、たとえ無実でも私生活だけでなくキャリアにも影響が出てくる危険性がある。これだけ痴漢冤罪が問題になっているのだから、そろそろ抜本的な解決策が欲しいところではある。そうした意味では男女別にして、そもそも痴漢が発生しようがない状態に持っていくのは有効ではありそうだ。

その一方で「分けたら通勤ラッシュのとき大変だろ」という意見も出ている。たしかにすし詰めのような通勤ラッシュ時だと、どの車両でもいいからとりあえず乗りたい、といった人も少なくはないだろう。

また、乗換の関係から特定車両に乗りたい人にとっては「車両分け」が遅刻に繋がる可能性もある。他にもLGBTへの配慮や、同性間でも痴漢が起こるのではと懸念する声も上がっていた。

現状の痴漢対策は女性専用車両と「防犯カメラ」が中心

現在、鉄道会社ではどのような痴漢対策が行われているのだろう。キャリコネニュースの取材に、東急電鉄担当者は

「厳密には『痴漢対策』と言えませんが、女性専用車両の運行や、車両内に防犯カメラを設置していることがそれに当たります」

と話す。防犯カメラについては一部の車両のみで、将来的には全車両に設置していく予定だという。

JR東日本では、2010年から痴漢が多い路線として知られる埼京線の一部車両に防犯カメラを設置。また、他の鉄道会社とも連携して「痴漢撲滅キャンペーン」としてポスターや構内放送で呼びかけを行っているという。

ただ、現在問題になっている痴漢疑惑からの線路逃走については、「線路内に立ち入らないで、と呼びかけはしています」(JR東日本広報担当者)と話すのみだった。ちなみに両鉄道、今のところ「男性専用車両」や「男女別車両」の導入は検討されていないという。

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