川崎駅で「中央北改札」が6月に先行開業 利用客からは「あの混雑が解消される」と歓迎の声
新改札新設の背景は何か。JR東日本横浜支社の担当者はキャリコネニュースの取材に「川崎市と共同で行なっている『川崎駅北口自由通路等整備事業』の一環です」と話す。
また、東口(アトレ、アゼリア側)と西口(ラゾーナ側)を結ぶ通路は「東西利用通路」しかないため、駅東西間のアクセスが悪く、こちらも非常に混雑していた。
そのため市と同社は2012年より、「東西自由通路の混雑緩和、駅東西の利便性・回遊性等の向上」のため、駅の東京寄りに新たな自由通路「北口自由通路」(2018年3月開業予定)を作るほか、「北改札」(2018年3月開業予定)と現在の改札口の反対側に「中央北改札」の2つの改札新設の事業を進めていた。
そのうち、「中央北改札」が今回先行開業する。現在の改札口にある自動改札機は14機。先行開業する中央北改札には8機の自動改札機が設置されるので、自動改札機は合計22機に増える。前出の広報担当者は、「自動改札機の数は、あくまで現時点での計画によるものです。今後の利用者動向を見て、増設することも考えられます」と話していた。
利便性向上に期待「これは嬉しい」
川崎駅に新改札開業のニュースに、「待ってました! 人の流れが変わるかなー」など、ネットでは歓迎の声が挙がる。
「これは嬉しい。あの朝の混雑が緩和されます」
「お、もう改札開くのか。これで利用者増で糞みたいな導線が少しでも改善されれば」
同市は今年4月、人口が150万人を突破したことを発表しており、駅の利用客のさらなる増加が見込まれる。来年3月に新たな自由通路と改札口が開業すれば、川崎駅の利便性は大幅に上がるだろう。
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