保護犬猫を引き取った社員に「里親給」支給 「少しでも殺処分件数が削減できれば」 | キャリコネニュース - Page 2
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保護犬猫を引き取った社員に「里親給」支給 「少しでも殺処分件数が削減できれば」

動物好きの写真が多いようです

動物好きの写真が多いようです

「ペット給」は飼育しているペット一頭につき、月給に3000円が加算される。「里親給」は動物愛護センターなどに一時的に保護されている動物を里親として迎え入れた場合、一頭につき月5000円が加算されるというもの。

同社広報担当者は導入理由について、

「ペットを飼うにはフード代や病院代などお金がかかってしまいます。うちは社員の半数がペットを飼っており、その応援も兼ねて福利厚生の一環として導入しました」

と説明する。また「里親給」の対象を”保護されている動物”に限定したのは、同社が殺処分ゼロを目指しているからだ。

環境省が2015年に発表した調査によると、年間約10万頭もの犬や猫が殺処分されている。近年、動物愛護意識の高まりから、保護猫と触れ合うことができる保護猫カフェも続々と出てきている。同社の担当者は「少しでも殺処分件数が削減できれば」と話す。

時短勤務利用とペット手当で、働くハードルが下がれば

またこれに併せて「サイコロ給」も導入される。毎月末日にサイコロを振って出た目のパーセント数を基本給にかけ合わせた金額が月給となるという。この方式は面白法人カヤックの給与システムを参考にした、という。

同担当者は、こうした制度の導入で幅広い人材の採用に繋げて行きたいとし、

「ペットの介護や看病をしていて『働きたくても長時間働けない』という人がいます。時短勤務の利用と導入する手当で、時間的にも金銭的にも飼い主さんの負担が軽くなると考えています。これで働くハードルが下がれば、と思っています」

と語っていた。

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