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今度は若者の「海離れ」が顕著に 10代の約4割は「海に親しみをあまり感じない」と回答

日本財団は7月13日、「海と日本」に関する意識調査を発表した。15~69歳の男女に対して海との絆や体験など15の質問をしたところ、10代の約4割が「海に親しみをあまり感じない」と回答した。20代、30代を含めた若年層ほど海への親近感が弱く、若者の海離れの傾向が示された。

調査は、今年4月28日~5月19日の間に行い、1万1600人から回答を得た。

10代の1割は「小学校6年間で一度も行ったことがない」

今年の海の日は7月17日

今年の海の日は7月17日

「海にとても親しみを感じるか」聞くと、「あてはまる」は、10代(27.5%)、20代(29.0%)、30代(32.1%)、40代(38.4%)、50代(42.1%)、60代(41.0%)であり、若年層ほど海に対して親しみを感じる人が少ない。

「あてはまらない」では、10代が42.5%で最も高く、およそ5人に2人は海に愛着を感じていない。最低だった60代の20.1%と比べると約2倍の差がついている。20代、30代でも「あてはまらない」の回答率は30%台と、若年層ほど海離れの傾向が見られる。

「海と接していると、心地よく感じる」についての質問を見ても、「あてはまらない」と答えた人は若年層ほど多い。最高は10代の29.6%、最低は60代の16.2%だった。

背景には、子どもの頃の海との思い出の少なさがありそうだ。小学生の頃にどれくらいの頻度で海に遊びに行ったかについて聞くと、「日常的によく行っていた」と答えた人の割合は、10代(3.3%)、20代(6.1%)、30代(9.4%)、40代(11.0%)、50代(11.7%)、60代(11.8%)であり、若年層ほど少ない。「小学校6年間で一度も行ったことがない」人は、10代では10.7%で全年代の中で最高だった。

若年層ほど「海は日本の教育に大切ではない」と回答

「生態系の変化や乱獲などにより、今後魚が食べられなくなる」ことへの懸念について聞くと、「事実をよく知っている」と答えた人の割合は、「日常的によく行っていた」では29.8%で最も高いが、「小学校6年間で一度も行ったことがない」では8.5%と最も低く、子どもの頃に海との思い出が少ない人ほど事実を知らない傾向が高い。「小学校時代に一度も行っていない」では、「知らなかった」の回答率が44.2%と突出している。

「海は日本の教育にとって、大切な存在か」聞くと、「あてはまらない」の回答率は10代(26.4%)、20代(21.1%)、30代(17.7%)、40代(14.2%)、50代(10.1%)、60代(8.4%)と、やはり若年層ほど高くなる。10代のおよそ4人に1人は「海は日本の教育に重要ではない」と思っていることになる。

これらの結果を受けて調査を行なった日本財団は、実地体験型での学びの場の提供やネットワーク作りを行うなどといった取り組みをするとしている。

※ウェブ媒体やテレビ番組等で記事を引用する際は恐れ入りますが「キャリコネニュース」と出典の明記をお願いします。

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