社会人の6割「どこかに”本当の自分”がいる」――「オフィスに着いても1度も笑わず1日を終える」という人も | キャリコネニュース - Page 2
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社会人の6割「どこかに”本当の自分”がいる」――「オフィスに着いても1度も笑わず1日を終える」という人も

会社で自分らしく振舞えていますか?

会社で自分らしく振舞えていますか?

職場で「自分らしく振舞えている」と回答した人を役職別に見ると、「一般社員」(61.4%)、「係長」(63.3%)が6割に留まる中、「課長」(72.4%)、「部長以上」(72.5%)は7割となっている。また職場で「自分らしく振舞いたい」と思っている人は約9割で、役職に大きな差は見られなかった。

自分らしく振舞いたい理由を役職別に見ると、一般社員は「そのほうが、ストレスが少なく楽だから」(59.1%)が最も高く、「仕事を通じて、自己実現をしたいと思っているから」(20.7%)が最も低かった。

しかし部長以上になると「仕事を通じて自己実現をしたいと思っている」(52.8%)が最も高く、「そのほうが、ストレスが少なく楽だから」(27.8%)が最低となっており、一般社員と真逆な結果となった。

自分らしく振舞えないと感じる理由を見ると、一般社員では「職場で自分の考えや意見を気兼ねなく言うことができないから」(35.3%)が最も高かった。課長は「本音や気持ちを素直に伝えることができていないから」(48.1%)、部長以上は「自分の力や強みを発揮できていないから」(36.4%)が高くなっていた。

「上司の望む答えを求められる」「できる人だと思われていてツライ」

「自分らしくない瞬間」について具体的に聞くと、

「上司の前では上司の望む答えを言わなければ理解されない」
「声が大きい人の意見に対して、自分の意見を言えなかった。面倒に感じてしまう」
「オフィスに着いても1度も笑わず1日を終える」

などの対人での場面や、

「会社に適材適所の考えがなく、スキルアンマッチな仕事をさせられている」
「新規事業を短期間で、拡大黒字を押し付けられた」
「お客様第一なので、多少の無理難題を受け止めなければならない」
「できる人だと思われて仕事をふられるのがつらかった」

など、業務上の出来事で障害を感じている人も少なくはない。その一方で「自由奔放さが自分らしさだが、社会人なのでそのような個性は必要ない」という人もいた。同社は、職場で「自分らしく振舞える」状態について、

「抑圧のストレスがなく、存在を尊重されており、自分の感情や意見を伝えられ、能力を生かせている感覚を得られるような状態を指すようだ」

とし、「『自分らしさ』を生かす職場づくりは、多くの人材の眠る才能を開花させることにつながるはず」とコメントしている。

※ウェブ媒体やテレビ番組等で記事を引用する際は恐れ入りますが「キャリコネニュース」と出典の明記をお願いします。

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