新入社員の2人に1人「職場恋愛に期待」 職場結婚も「好きな人がいればあり」
男女別に見ると、男性が「とても期待している」(22.6%)、「少しは期待している」(32.2%)で、合計54.8%。女性は合計47.3%なので、男性の期待値の方が7.5ポイント上回っている。
しかし、「男性の方が出会いに期待している」とは言えない。調査対象を「恋人がいない」人(男性63人、女性69人)に絞って見てみると、男性は「とても期待している」が12%、女性は19.8%と女性の方が高くなる。
つまり、「恋人がいない」場合は、女性の方が男性より出会いに期待しているとも言える。調査では
「既に『恋人がいる』男性の方が、『恋人がいない』男性より、さらに新たな出会いを希望する傾向が高いことがうかがえます」
と分析している。入社する会社の規模や男女比によっても変わるだろうが、「男性は恋人がいても異性との出会いに期待している」ことが見えたのは興味深い。
恋人がいない男性は、職場で出会いを求める意識が低い
「実際に職場恋愛を望んでいるか」という質問では、全体で「強く望んでいる」(11.6%)、「できればしたい」(17%)と、28.6%が職場恋愛を望んでいることが分かった。男女別では、男性が「強く望んでいる」(18.6%)、「できればしたい」(17.5%)。女性はそれぞれ5.6%、13.9%だったので、男性の方が女性よりも職場恋愛を望む割合が高いようだ。
ところが、「恋人がいない」人の場合、職場恋愛を強く望む男性は11.1%と低めだ。こうした結果からは
「現在『恋人がいない』男性は、新しい環境で新たな出会いを求める意識が低い」
と想定される。同調査は、「新社会人になって、まずは仕事優先でがんばっていくという意気込みが反映されているのかもしれません」と分析している。