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「追い込み社会」で失われた人間性を回復する サントリーが「南アルプススパークリング」を発売

終わらない仕事、溜まりに溜まった家事、泣き止まない子ども、情報の氾濫……現代社会では誰もがストレスを抱え、自分らしさを失っている。そうした中、「人間性の回復」をテーマにした商品が生まれた。サントリー食品が4月24日に発売する「サントリー 南アルプススパークリング」と「同レモン」だ。

「南アルプススパークリング」

「南アルプススパークリング」

従来品よりもガス圧を大幅にアップし、開栓した時の小気味良い音で一気に気分が切り替わる。強い炭酸の刺激とのど越しの強さでストレスを軽減するのが狙いだ。

「追い込み社会」で「心と体のバランスが崩れている人」に

4月18日に記者発表会が開催された。

4月18日に記者発表会が開催された。

4月18日の記者発表会に登壇した、同社の沖中直人・執行役員は、同製品について「テクノロジーの進歩で心とバランスが崩れている人たちの人間性回復に寄与したい。仕事や家庭のことで悩んでいる人、共働きで忙しい人たちに飲んでいただきたい」と話す。

ストレスの多い現代社会はまさに「追い込み社会」だとも指摘。文明が進歩するにつれて、人間性は低下していく一方だ。だからこそ「心と体のバランスが崩れている人」に手軽にリフレッシュしてもらいたい。そんな思いを製品に込めた。

ガス圧以外にも様々な工夫が施されている。先端をシャープにした新しい容器で、飲み口の流量が従来よりも20ミリリットル増加。炭酸水が一気に口中に流れ込み、体感刺激が大幅にアップした。パッケージには、メタリックブルーの青空を背景に、南アルプスの山並みを氷で表現。同製品の「レモン」には有機果汁を使い、無糖・0カロリーを実現した。

同製品は、サントリーとアウトドアメーカー「スノーピーク」が共同で立ち上げた「山のむこう」というプロジェクトの一環として発売された。両社は今後、南アルプスや阿蘇といった水源地にキャンプ場を展開していく予定だ。他にもアウトドアオフィスや「野遊びカフェ」を共同で運営していく。

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