「通勤を勉強に使いたい」20代が最多、最下位は60代 車内で実際にやっているのは3位「趣味に関するもの」
IT企業の「オンラインスクール」は10月9日、通勤電車内の学びに関する調査結果を発表した。調査は今年8月にインターネットで実施し、通勤に電車を利用している東京・埼玉・千葉・神奈川在住のビジネスパーソン1000人から回答を得た。
通勤時間を自身のスキルアップ・自己研鑽に充てたいという人は50.1%。年齢別に見ると、20代が63.5%で最多。以降、30代で63.5%、30代で62%、40代で48.5%、50代で39%、60歳以上で37.5%と、若い世代ほど通勤時間を有効活用したい人が多いようだ。
2位は「英語、英会話」、1位と20ポイント以上の差
過去1年以内に「通勤電車内で勉強した経験がある」と回答した人は44.6%で、「ない」(55.4%)が上回る結果となった。年代別に見ると、20代(63%)が最多で、30代(54.5%)、40代(39.5%)、50代(32%)、60歳以上(34%)と上の世代になるほど割合が減った。
一方、「勉強した経験がない」と回答した人は、50代(68%)と60代(66%)で7割近く、40代で60.5%、30代で45.5%、20代で37%いることが分かった。
通勤電車内で勉強をしたことがあると回答した人に、勉強内容を具体的に聞いた。1位は「自身の会社の業務内容に関連した勉強」(57.4%)。2位は「英語、英会話」(35.9%)、3位は「趣味に関連した勉強」(33.9%)で、いずれも1位と20ポイント以上の差が開いた。
以降、「資格取得のための勉強(国家資格)」(29.4%)、「自身の資産運用などに関連した勉強」(28.7%)、「資格取得のための勉強(国家資格以外)」(22.2%)、「サイドビジネスに関連した勉強」(20.6%)、「その他の外国語」(10.1%)、「礼儀、マナーに関連した勉強」(7.8%)と続いた。