NHK「ガッテン!」の影響で“えごま油”が爆売れ状態に 各地で売り切れ続出「スーパー3軒回ってすっからかん」
人気の高まりはネット通販でも同様だ。アマゾンでは、22日17時10分時点で、ドラッグストア部門の売れ筋ランキング1位に「マルタえごまオイル180グラム」(太田油脂)が入っている。
同部門で過去24時間以内に売上が伸びた商品のランキング上位にも、番組関連の商品が並んだ。17時20分時点で編集部が確認したところ、1位と2位は、同じく太田油脂の製造するエゴマ油で、3位が「DPA+DHA+EPA+VitmineE」(オリヒロ)というサプリメント、4位から8位もすべて、えごま油やえごま油のカプセルなどの関連商品だった。
アマゾンサイト全体での急上昇ワード1位も、18時時点で「えごま油」だった。2位に「アザラシ油」、5位に「アマニ油」が入っていることからも、番組の影響が大きいと推測される。
メルカリにも、「ためしてガッテン」(「ガッテン」の旧番組名)のタグとともにえごま油を出品する人が複数いた。270グラムのえごま油2本が5000円で出品されていたが、17時10分時点で取り引きが成立していた。
製造メーカーは「注文が多く、届けるまでしばらく時間がかかる」とお詫び
太田油脂の通販サイトには、「発送に関するお詫びとお願い」として、
「テレビにてえごまオイルの放映があり、多くのご注文を戴いております。順次発送して参りますので、お届けまでしばらくお待ち下さいませ」
という文章が掲載されていた。編集部が確認したところ、11月17日時点では掲載されていなかった。こちらも「ガッテン」放送の影響のようだ。
番組では、エゴマ油の効果を中心に紹介していたものの、アマニ油や魚油も、オメガ3脂肪酸を多く含む油だ。このためネットでは、エゴマ油を買えなかった人に対して「魚食べればいいんじゃない?」と指摘する様子も見られている。