バイトの面接をバックレた理由1位「面倒になった」 「交通手段を調べる」のすら面倒という人も
エン・ジャパンは1月30日、バイト面接に関する調査の結果を発表した。アルバイト情報サイト「エンバイト」の利用者2694人のうち29%がバイトの面接をキャンセルしたことがあると回答。そのうちのさらに29%は面接当日にドタキャンしたことが明らかになった。
バイト面接をキャンセルしたことがある人のうち、企業に連絡しなかった人は10代で17%、20代で8%だった。
「どうせ自分は受からないだろうと思い、面接に行くのを辞めた」
バイトの面接をキャンセルした理由は、全体では「他のバイトが決まった」が37%で最も多く、次いで「他の予定が入った」(26%)、「急な体調不良」(23%)だった。
企業に連絡せずに当日キャンセルした人に絞ると、「面倒になった」(35%)、「時間に間に合わなかった」(26%)、「面接を忘れていた」(12%)の順に多かった。ドタキャンする人はどこかルーズな様子がうかがえる。
他にも、ドタキャンした理由として、
「いざとなると緊張してしまい、行くのが怖くなってしまった」(17歳女性)
「どうせ自分は受からないだろうと思い、面接に行くのを辞めた」(20歳男性)
といったコメントが寄せられた。
バイト面接の準備で面倒なこととしては「履歴書の準備」が81%で圧倒的に多く、他には「面接で話すことを整理する」(29%)、「交通手段を調べる」(29%)が上がった。
バイト面接前にあると嬉しい情報としては、
「履歴書で、事前に記載不要な項目を教えておいてくれると助かる」(17歳女性)
「どういった人材を必要としているかを明記してあると、自分の強みを整理でき、アピールしやすいと思う」(20歳女性)
「髪色やネイルがどのくらいまでなら大丈夫なのかを知りたい」(22歳女性)
といったコメントが寄せられた。
また、バイト面接の前に、好感を持った企業の対応としては、
「面接前に、飲食店で働くのは初めてだと伝えると、『最初、できない時はみんなでフォローするから大丈夫だよ』と言ってくれた。(19歳女性)
「接場所について、地図だけでなく、駅の出口や、目印になる建物を、メールで丁寧に教えてくれた」(21歳男性)
「面接の段階で、希望する勤務時間、曜日をしっかり確認してもらえた。さらに、いつから、どのくらい働けるのかも教えてくれた」(21歳女性)
などの経験談が寄せられた。